「トライアンフ」。
1回しか観てないから、がっつり語れるほどの記憶は無いのですが、ちょっと「TAKEOFF」に通じるものを感じたので、そんなことを書いてみます。
以下、観劇した人のみどうぞ。
「TAKEOFF」という物語において、「何故HAEは飛ぶことができたか?」とシンプルに考えてみれば、それはオリベさんの大工の技術、シノダさんの航空力学の知識と具体化するための技術(←この辺難しいので曖昧ですいません)、アビルの自転車を修理する技術、そんな‘技術’を持った人たちが集まったからこそ、HAEは飛んだのです。
つまらないことを言うな?
すいません・・・
でも現実そうですよね。
‘夢見るチカラ’だけで飛んだわけじゃないのですよね。
この辺をちゃんと理解した上で、もし観た人の夢にエンジンがかかったなら、作者的にはよりうれしかったのではないのでしょうか。
あくまで、想像ね。
で、今回魔法使いの訓練で中々ホウキは飛ばず、最後まで飛びませんでした。
最後は飛ぶのかな?と期待したけど、飛ばなかった。なーんだ。
でも、最後まで見れば、飛ばない方がよかった。
ホウキがちょろっと手から離れて動くだけ、くらいでよかった。
ホウキは簡単には飛ばんのです。
社会人になれたカフカ。やっとこさ、芽が出たくらい。
そして彼は彼のひまわりと同じスピードで育っていくのかも。
魔法使いにも大人の常識が必要なのか~なんて、いかにも作者さんらしく思えて、笑
でも、マジックにはタネがある。
培った技と努力があるからこそイリュージョンが出現する。
ファンタジーと作者自らが言いながらも、実はリアルはこうですというのをわざとちらちら見せるような演出は、当たり前だけどなんにでも努力と勉強は必要である、魔法使いもまた然り、といったことを告げているような気がするのですが、たぶん深読みというか斜め読みというか勝手読みです。
なんでも基盤作りは大事だから。
賢太郎さんと彼を取り巻く人々は実感としてそれを感じているのかもしれない。
その基盤の上にこれから何がどんどん乗っかっていくのか。
私自身が、興味分野で飛べない理由は明確。
努力しない、勉強しない。
そんなところに運よく良い風が吹いても意味が無い。
歳を重ねるごとに、痛感します。
賢太郎さんの作るものって、‘真面目’なんだよな、って思います。
めんどくせぇと思っても共感できることもあり。
コントって、ただ笑えるだけのものでもいいけれど、
もっと笑いと笑いの間に別の何かが入り込んでもいいと思う。
賢太郎さんらしい世界、次回は神戸にて拝見します。
もっと色々見えてくるものがあるかも。
あ、それから、今回テーマのように使われていた曲。
多分題名は・・・と思いあたるのですが、不確かなことは書かないようにしますが。
好きな曲なので、お~って感じでした。
今これのオリジナルの歌詞を必死で探しております。
コメント
こんばんわ。ワタシも今日、行って参りました♪
先日の記事、喉から手どころか、上半身ぐらいでかかっていましたが、
何とか読むのを我慢しました(笑)
帰ってきてすぐ、ネットをつないだら新たな記事が載っていたものですから、
むさぼる様に読んでしまいました(笑)
なるほど~、頑張る人にこそ扉は開かれるってことですね。
ワタシも、世の中「やってやれねぇことはねぇ」、
事を不可能にしているのは自分自身にすぎないんだなと、
恵まれていない事は努力しない理由にはならないんだなと、
そんな事を感じてきました。
そして、あのバカくんのような、サダキチ君のようなあの口調、
もう大好きだ、と夜空に叫びたい衝動が大変です(笑)
連続でお邪魔致します。すみません!!
先日のコメントの、「お察し下さいオーラ」を見事キャッチして頂き、
誠に有難うございましたww
コメントを返すタイミングを外してしまって、いまさらで、すみませんっ!!
幸さんの感想を読むと、いつも
「ああ、成程!!」
と思います。
そう、ちらちらと垣間見える“リアル”、
普通にファンタジーを期待して観ていると
ただの余計なこと、なんですけど。
先生は“ただのファンタジー”を創りたかったわけじゃ
ないんだろうな、と。
カフカが頑張ってきたことは、
ホウキで空を飛ぶことには繋がらなかったけど、
社会人として生きていくことには繋がった。
(“社会人になる”ことが良いこと、という意味ではなく。)
思ってたのとは違っても、
確実に何かのタネにはなるんだよ。
だから、無駄なことなんてないんだよ。
そういうことかな、と思ったのでした。
●ちゅんさん
私も神戸観るまでどこにも顔出せないんだわ~
我慢だわ~
なんて思っていたのですが、解禁!お互いおめでとう!
>事を不可能にしているのは自分自身にすぎないんだなと
>恵まれていない事は努力しない理由にはならないんだなと
→そうなんす。そう思うのす。
頑張ってから手にしたものの方が絶対強くて長持ちするでしょうし。
その辺の手ごたえを、賢太郎さんは実感してるのではとも思い。
大好きだ!と夜空に打ち上げて、残暑を爽やかに払いのけてください!
バニーボーイも感じたな~
お察しくださいは・・・ハンドルネームのところかにゃ?
わ、わかってなかったらすいません~
●みもちさん
いや~恐縮ですっ。
>先生は“ただのファンタジー”を創りたかったわけじゃ
>ないんだろうな、と
→そうなんですよ。私はとにかくこれを思いました。
私はすんごいマジックをYUSHIさんと一緒に見せてくれるのかと期待していたのですが、すかっと肩透かし^^
しかし!
これがただのマジックショーならただのファンサービスですよ。
自分の思いを物語にどう乗せるか。
そこを観た人に考えさせるものがある芝居であったなと。
とにかく先生らしいね!
そんな感想です。
芽が出るって実は結構きっかけが必要で、
あなどるなかれ、芽が出ればその先は気持ちの良い光が待ってる、
そんなことも感じました。
なんだかまだまだ語れそうですね、「トライアンフ」^^
あたりです~。
そこの部分です、お察し下さいオーラ(笑)
上のコメント,今度は、情報不足エアー放出でしたね…;
トライアンフ、
この年になったからこそ、素直に受け取れるものがあって、
じっと、考えて、感じる事がおおくて、
実にスルメ公演だなって思いますwww。
●ちゅんさん
情報不足を乗り切れパワーが出せましたか!^^
よかった。イエス!
スルメ公演。良い表現だ~
そしてこれからいかに出演者たちはボケに走るのか?
今回のは中々自由区ではありませんか?^^
次回はご一緒になにごとかを目撃しましょうね!