SF Short Films「仲良き事は良きことかな」

「仲良き事は良きことかな」は中野裕之監督SFシリーズ第3弾「SF Short Films」の一篇、シティボーイズ出演作品です。

「SF Short Films」作品紹介

中野裕之監督ホームページ
http://www.peacedelic.jp/

Amazonの紹介文が一番情報量多いかな?

Short Films デラックス版 [DVD]

裏ジャケットに各作品の詳細があります。

  1. Return(監督:中野裕之)
  2. 県道スター(監督:ピエール瀧)
  3. ハナとオジサン(監督:芹澤康久)
  4. アダージェット Adagietto sehr langsam(監督:安藤政信)
  5. 仲良き事は良きことかな(監督:中野裕之)
  6. Slow is beautiful(監督:中野裕之)

サントラ盤も出ています。

SF Short Films original soundtrack

「仲良き事は良きことかな」

シティボーイズ三人の関係性を上手く見せ表現した作品だと思います。

それぞれ会社をリストラされた旧友三人。これからどうやって時間を遣り過ごそうか、それぞれの選択を互いに眺め、並んで会話をする内、同じ状況で過ごす友の存在に心落ち着き、穏やかに気持ちが着地していく、そんなお話。

大竹さんが自宅を出てすぐ忘れ物に気づき家に引き返し、2階に上がると何を忘れたか忘れている、という映像。
斉木さんがパイロット姿でマーカーで白線を引いていく映像。
これらはシティボーイズライブ「パパ・センプリチータ」の幕間映像でも使用されています。

一番好きなのは斉木さんが借りている極狭のアパートに三人がぎゅうぎゅう詰めで収まるシーン。所謂、萌え。。大竹さんが、俺たちなんでこんなことになっちゃったんだよ~と斉木さんにしがみつくの、たまらん。。誰か来たっ、とその大竹さんをぎゅっと抱え込む斉木さん(すいません、鼻血が)そこにきたろうさんがどこかで拾ってきた郵便受けを持ち込んで無理やり入ってきます。

三人がどこかの児童公園の入り口に並んで座り込んでいるシーンは、そこから「夏への無意識」の漂流商事の世界へと繋がりそうで、これも良い。

DVDにはメイキング映像も収録されています。

未公開映像1:大木の事務所
後日談として大木(大竹さん)が極狭の事務所を構える。そこにやってくるのは…砂長社長ですよね?

未公開映像2:せっかちなイトコ
中村ゆうじさんがせっかちさんな日常を熱演。
その他、きたろうさんのリアクション顔芸コレクション的なものもじっくり見られます。

シティボーイズの三人が並んでまったり会話する様、大好物。

このショートフィルムはシティボーイズと付き合いの長い中野監督だからこそ撮れた作品なのではと、想像させてもらっています。

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