「素」と「味」の記憶を辿る ~ 2

まだブログを始める前の素の思い出。
やはり肝心のトーク内容はほぼ思い出せないけれど、
振り返ってみます。
【忍者屋敷 ~ ある種アングラの世界へようこそ?】



素 其の五
素 其の六
素 其の七

「しげるの素 其の五 斉木しげると忍ぶ会」(2006年6月17日)
「しげるの素 其の六 イイカゲンニススメ」(2006年8月19日)
「しげるの素 其の七 しげるのお笑い論」(2006年10月21日)
ロックウエストから会場が変わりました。
新宿の「忍者屋敷」という居酒屋さんの一部屋を貸しきりにして、「素」会場となりました。
これまたいかがわしい一角にあるお店(笑)ま、普通の居酒屋さんなのですが。
歌舞伎町ですな。私は大学時代この辺りで飲み会なんかしていたから、知らない場所じゃないけれど、やっぱりいかがわしい。でもまだこの時はコマ劇場やシアターアプルも健在だったから、猥雑な中にも文化の匂いが・・・あったかしらどうかしら。
ロックウエストよりも広い会場となりました。四角いテーブルがいくつも並んで、たくさんのお客さんが座って、料理が何品も出てきて、お食事をしながら気軽に斉木さんのトークを楽しむ形式となりました。
私には好きな席があっていつも同じ辺りに座っていました。上手の端っこ。そこからは斉木さんやゲストのみなさんもよく見えたし、お客さんもよく見えたし、全体を楽しむのに丁度よくて、また端っこ好き人間には落ち着く場所でありました。(最近じゃあ最前列ドセンターに座れたりするのに・・・ずうずうしくなったもんだ;)
「其の五」ではシティボーイズ公演裏話を聴いたと記憶しています。
そうか~素に来れば公演の話が聴けるのか~とこれまた感激。各コントのタイトルや出来上がるまでのエピソード、誰の発案か、など、こんなに詳しく聴ける機会って多分ない。活字でも読めないんじゃないかな、というか活字にできないことが聴けるんだ、そのことがわかって、自分の中の素のプレミア度ががっつり上がりました。
この日、有志さんが飛び入りでゲスト出演されました。客席をぬって、すーっと入ってきたそのお姿は・・・細い!かっこいい!いやびっくりしました。来てくれるんだな~って。有志さんは斉木さんの話を聴きながら、大竹さんがこれを聴いたら突っ込みまくるでしょうね、みたいなことを仰っていました。わはは。
それから有志さんだけでなく、斉木さんのお友達(多分)のタレントさんも遊びに来てくれました。
「其の六」には桂茶釜さんでしたか。懐かしいなあ・・・これまたさっぱりわからない株の講義をひとしきり。
終演後、じゃんけん大会に勝って、斉木名人とパチンコ体験という夢のような企画参加権を獲得。リアル「今夜も千両箱!!」。ゲーマー気質の私は斉木さんに指導された通りのポイントを黙々と狙って打ち続けることができ、結果一番出玉が多かった。(あっという間にお金が無くなるから、私はやはり無益でもゲームの方が好き 笑)
「其の七」にギースさんがゲスト出演でしたね。すんごい緊張されていました。
司会が片岡未来さんからちむりんのなみえさんになりました。(ちむりんが、これまた・・・ふははは)
茶釜さんにだんじりの映像を見せて頂いたのは、この時の二次会でかしら。すんごい面白かった。だんじり精神みたいなものも、茶釜さんに教えて頂いたな~
TVではあまりお見かけしないタレントさんの存在を意識するようになったのがこの忍者屋敷の回だったかも。
極めつけの出会いは「新宿クレイジーナイト」。私は1回だけ観たのですが・・・うわ~なんだここ~なんだこれ~、とまあそんな印象(笑)だって18禁ですから具体的に書けない(笑)
斉木さん繋がりで見つけた怪しくも面白く、痛快でもある、知らない人は知らないイベント。今は無きグランドキャバレー「歌舞伎町クラブハイツ」。場所も良かったし、電撃さんを見ることができてうれしかったし。(現在の情報はこちらhttp://s-cn.tk/index.cgi?mode=main)
有志さんと南部さんが友達というのも、へ~だった。
元々お笑いに詳しくない自分であるが、そんな自分にも、多分そんなにメジャー路線ではないタレントさんたちであろうということはわかる人々の存在を知って、へ~だった。メジャーがなんだよ!っていう空気も伝わってきて、それを痛快に感じたのかもしれない。(メジャーな場所ではやれないことの方が面白いってことも、知っているし)
シティボーイズはサブカルな人々。(いや、サブカルってものも、よくわかっていないんですよ。ただ、ラジカルやシティボーイズを追いかけているとサブカル分類の雑誌なんかに行き着いてきたからさ、昔なら「宝島」とか)
そして更に、「素」に来るとある種アンダーグラウンドな世界と出会えることもわかった。
「クレイジーナイト」はアングラ度がかなり濃いが、「素」はソフトなアングラ空間 ― とも言えるかも。
メディア情報一切無し。素の瓦版でも紹介されたが「素&味」は<City Boys mix ファンのファンによるファンのためのイベント>であるので事務所のHPにも情報は載らない。タレントとファンの間に垣根の無い状態で催される独自スタイルのイベント。知らないとかなり勿体ない、そして知っている人はなるべくあまり知られないといいな~なんてこっそり思っているイベント→本心はそうなの・・・
シティボーイズでさえ、年に1度のライブに行かなければ「シティボーイズ」には出会えない。それが、あーた、「素&味」に行けば、狭い空間を斉木さんや有志さんと共有できて、シティボーイズや関係のある人々の話が聴けて、チャンスがあれば直接聞きたいことは質問できたりするのだもの。TVでもラジオでもなく、生のライブで。
「素&味」のお客さんは今まで眺めてきたところ、非常に和やかで穏やかな印象の方が集まっている。それは多分に斉木さん、有志さん、素タッフさんの、空間作りへの配慮の賜物でもあるし、シティボーイズMixファンの側も、たとえタレントさんが間近にいても適度な距離を持って良い時間を過ごすことができる人々であるから、なんて贔屓目かもしれないけれど、お仲間として誇れるくらい、みんなが一緒の時間を大切に過ごせる人々だからだと思います。(これって、シティボーイズライブにおける客席に通じるものがあります。ファンならわかって下さいますかね、この感覚。ライブ中の客席の、あの適度な温度)
段々お客さんたちと顔見知りになっていくと、クリエイティブな仕事をされている方もいらっしゃる。色んな職業の人が集っている。
このアングラ空間、ここから何か派生して、ファンイベントから別のものが生まれる可能性もあるかも・・・なんて、客席の中で一人、ちょっと夢を見ていたりもする私なのです。
和気あいあい、ほのぼのと、時には結構真面目なテーマでトークが進んだりもする<健全なアングラ空間>とでも表現してみましょうか。
普通の人々と普段の顔でしゃべってくれるタレントさんと過ごす穏健な時間。
ステキなアングラ世界へようこそ、なんて。
斉木さんと有志さんを中心にみんなの心の世界が広がる。
そしてそこから‘何か’が生まれれば良いのに、というか生まれないと勿体ないな、最近はそんな気持ちで席に座っています。(アングラに続く言葉って、文化、なんだけど)
そうそう、素といえば手作りおまけ。
私が頂いた手作り手裏剣。この細やかさがうれしいね。
勝ち取った扇子と共に。
この時、この(複数あったからこれかどうか定かでないが)扇子を使って有志さんの扇子芸が披露されました。

素 其の五手裏剣

手裏剣、今でもお守りとして定期入れに入れて持ち歩いています(^-^)
これにて今回は。
続きます。

コメント

  1. たかじぃ より:

    ありがとう。
    こういう風に思ってくれる人がいる、というだけで
    励みになります!
    ありがとう!

  2. より:

    ●たかじぃさん
    読んでくれて、ありがとう!
    振り返れば振り返るほど、
    継続してくれた素タッフの力は凄いな~って、
    斉木さんと有志さんのやさしさは嬉しいな~って、
    思うのです。
    これからも、よろしくでっす!(^-^)

タイトルとURLをコピーしました