つづき
2日目。朝起きてもまだ熱が下がっていませんでしたが、
とにかく行きたい所があったのでこの日も根性で出発です。
写真入りでプリーズ。
モントレの写真。
モントレ・エレベーター1 | モントレ・エレベーター2 |
モントレ・お部屋案内 エレベーターが、部屋の案内板が、 |
そして行きたかった場所その1
大宰府天満宮
https://www.dazaifutenmangu.or.jp/about
もうね、中学生の頃からの憧れの場所ですよ。
何が憧れかっていうと、当時さだまさしファンなら誰でも来たかったはずの場所のひとつがここ。
名曲「飛梅」の舞台であります。
「心字池にかかる 三つの赤い橋は
一つ目が過去で 二つ目が現在(いま)」
心字池に架かる御神橋は太鼓橋、平橋、太鼓橋の三橋。
順番に過去、現在、未来となり、「三世一念」という仏教の思想を表しているそうです。
現在(いま)の橋を渡る時は後ろを見てはいけない(過去を振り返らない)とか。
この橋を渡ると心身ともに清められるそうです。
必ず水でお祓いを受けたあとにこの橋を渡らなければご利益がないそうですが、確か手水舎があった場所は橋を渡った先だったはず。
ご利益なーい。
そして飛梅です。
飛梅伝説
「あなたがもしも 遠くへ行ってしまったら
私も一夜で飛んでゆくと云った」
梅はもう終わりかけでしたがまだ残っていました。
気温も異常に暖かく、熱で熱いのか気温で熱いのか朦朧。
「大宰府は春 いずれにしも春」
じーん。
梅ヶ枝餅も食べたし。
思った以上に餅だったし。
行きたかった場所その2
櫛田神社
https://hakatanomiryoku.com/spot/%e6%ab%9b%e7%94%b0%e7%a5%9e%e7%a4%be
ガイドブックによりますと、博多祇園山笠のフィナーレを飾る「追い山」の出発点、ということです。
私が今回どうしてもここに来たかったのは、母方の祖父の生まれ育った場所であり、祖父も参加した山笠というお祭りに纏わる神社だからです。祖父は私が物心ついた頃にはもう亡くなっています。祖母は生まれも育ちも中州という場所らしい。祖母も私がやっと小学生の頃に亡くなっています。二人とも結婚してから中国(旧満州)へ渡り、子供たちはほとんど中国で生まれて(私の母も)、戦争が終わる前に東京は木場に引き揚げ、以来ずっと千葉在住。それゆえ、福岡の親戚とは全く繋がりがなく、消息もわかりません。
今回ラーメンズのお陰で初めて福岡に行くきっかけができて、これはルーツに立ち寄らねば!と思い、友達にも付き合ってもらいました。
素朴で小ぢんまりとしているけれど、立派な神社。
拝殿横にある「霊泉鶴の井戸」。3回飲めば自身の不老長寿だけでなく家族や近しい人たちの健康をも守ることができる、というようなことが書いてあったので、おいてある柄杓でもってまずはひとくち。・・・うげ~っっ、まずいっ!てかこれ、なに!?なんの味??しかし、みんなの為に飲むのだ、と我慢して三口。なんでしょう、海水みたいな味。勇気のある人は試してみて下さい。今のところ身体に異変はありません。
帰りの福岡空港ではじゃがりこ明太味といか明太と豆腐おかきを買いました。
(どれも美味かった~)
帰りの飛行機の窓からは、雲の中にぽつねんと浮かぶ富士山が見えました。
ありがとう、スカイマーク。
次もきっと君を選ぶからね~