恵比寿アコースティックライブに行ってきた

お友達の石井ちゃんが優秀スタッフを勤める恵比寿アコースティックライブ（アコティカ音丸http://ameblo.jp/nodrug-otomaru/）に行ってきました。
渋谷でのライブから関心をもっていたのですが、今回初めて出かけてきました。
石井ちゃんの報告もどうぞ↓
http://suk2.tok2.com/user/ji2007/?y=2010&m=12&d=05&a=0&all=0
恵比寿のぱれっとというお店にて満員のお客さん。満員ゆえミュージシャンとの距離が近く、マイクなしのダイレクトな音がとってもよかった ＾ ＾
薬物乱用防止を訴えるイベントということで、どんな雰囲気かな～というのも未知でしたが、3時間様々なミュージシャンの方々の想い溢れる歌とギターの音に、私の中にも様々な反応が起こり、忘れていたことなども思い出し、とても意味のある体験となりました。
ドラッグ、とひとことで言っても、種類も色々、ハマるきっかけも色々。
その直接的な説明というよりは、歌い手さんたちが見聞してきた話や友人の話、大切な人の話など、言葉でのメッセージから歌詞に込められたメッセージまで、それぞれの伝えたいことが観客に穏やかに伝えられていきます。これがじわっと心に響きました。
覚せい剤などについては私には到底関わりのない世界の人たちがハマるもの、と思っていましたが、実は身近なところにも、うまいこと魔の手というやつが入り込んでくるのであろうなという想像がリアルにできそうな気持ちになりました。
私が最も興味のある処方薬被害（あるいは処方薬でなく薬局で簡単に買える薬物）についても範疇として当てはまるということで、このことにまつわる歌が歌われた時は、忘れていた知り合いのことを思い出して、思わず涙が浮かんでしまいました。
みんながノードラッグと直接的に歌うわけではなく、音楽が好きな人たちが集まって、歌い、聴く。音楽っていいな～って純粋に思いあえる時間。そしてこの当たり前のような穏やかで楽しい時間を持つことができない人々もいて、それがもし自分の大切な人であったなら、という想像。聴いている間、色んな人の顔が浮かんで、ドラッグならずとも、もしキツイ思いをしていたならば、という想像をし、この楽しい時間にありながらも、私は何か大切なものを忘れてはいないかという小さな焦燥感のようなものにも火が点いた。
お誘いがないと中々こういうイベントって参加しづらいけれど、気になったら参加してみるのがいい！って、心底思いましたよ。
私は結構人見知りな性格で、でも人って基本的には知らない人とは中々いきなり話しづらくて、でもそれが音楽となると、素直にすっと耳を傾け聴けてしまう。いきなり、こんにちは！ってとこから始めるのもいいけれど、一観客として、歌・音楽からその人と出会えて、考えるきっかけをもらえる、そんなイベントに、自分も含め、みんなもどんどん出かけてみたらいいんじゃないのって思いました。特に何か具体的な悩みのある人は是非ね。私もドラッグではないけれど、自分自身が抱えている問題について客観的に考えることもできて、とにかく人の中に混じるって大事なことだなってことも実感しました。
ミュージシャンみなさん個性があるのですが、私がとりわけ惹かれたのはみぎたとしきさんと森本真一郎さん。人間くさい、いい歌を聴かせてもらいましたよ。沁みた。うん。次は是非飲みながら聴きたいっす ＾ ＾ あ、でも飲んだらより泣いちゃうかも ＾ ＾ ；
処方薬依存についてはちょっと私にも送りたいメッセージがあるのですが。
まとめたら別ブログの方にでもアップします。
余談としては。最近のカポって洗練されていてオシャレね～