ラジカル・ガジベリビンバ・システムの思い出~その2

シティボーイズマニアと自称していながら、一度見た公演についてはビデオ・DVDを買ってもほとんど見ないという態度の私ですが(というか何をビデオで、DVDで持っているのか把握していない・・・買うのは買うのですが。この部屋にあと何が埋もれているのやら・・・)、改めて確認したらDVD(DVD-BOX版)には入っていないのですが、WOWOW放送「鍵のないトイレ」には当時大竹さん、有志さん、いとうさんの3人がやっていた「根本原理主義者」vol.2の宣伝を兼ねたラジカルのダイジェスト映像が入っていました。

まずは斉木さんがレポーターとして根本原理主義者の稽古場に赴くところから始まるのですが、稽古場のドアをどんどん!と叩くと中から大竹さんが「うるさいよ!」と、これも懐かしネタ。

ラジカルのダイジェスト映像は、

『スチャダラ』(1986年)
中村(スチャダラ様)・斉木VS大竹・いとうのCMソング対決。
(当時の、というか昔のCMソングが懐かしいわ~)
まあ、よく4人がひっくり返ったり、大声だしたり。

『時速500円で走る』(1986年)
うさぎの着ぐるみの大竹さんがかわいい!(片耳が折れてるし)
著書「こんな料理で女もまいる。」の表紙みたいな感じの白いうさぎです。
缶けりネタ。これは自分もよく覚えています。
うさぎさんが鬼で、何度頑張っても隙をついて出てくるたぬき(きたろう?)に缶を蹴飛ばされ続けます。最後にはうさぎさんは蹴られないようにと缶を抱え持ったまま他の逃げた人を追っかけていき、出てきたたぬきさん、あるはずの缶がなくなっててびっくり。
今見ると、セットが変わってて面白いですね。缶けりシーンはなんだかミロやダリの絵みたい。(所謂シュルレアリスム)

『亜熱帯の人』(1987年)
「それにつけてもてめぇって奴ぁ」と竹中直人さんとビシバシステム(旧)の二人がふせえりさん(ラジカルにこの人の存在は欠かせない!)を地団駄踏むようにして蹴りつけるマネを繰り返す。これとっても気に入っていたシーンです。(実際ふせさんが蹴られている訳ではないのでご安心を)

『コズミックダンスヘの招待RE-MIX』(1987年)
斉木・きたろう・中村・いとう4人で「どうでもいいやあ~」
「どうでもいいからフラダンスでも踊りましょうか」
「それはちょっと・・・」「どうでもいいか・・・」「どうでもいいやあ~」(踊る)
「そうだ!我々を“どうでもいい隊”と名づけましょう!」
「それはちょっと・・・」「どうでもいいか・・・」「どうでもいいやあ~」(名づける)

『最後の正月』(1988年)
中村・いとう・神戸浩の呪術師3人組みによる「呪術師ショー」と「呪術師アワー」。
くだらない~

『砂漠監視隊』(1989年)
ラジカル最後の舞台。
会場の真ん中に砂を敷いて砂漠を作り、客はそれをぐるりと取り囲んで見る。
大竹さんがじゃんけんのルールを決めていくのに他のメンバーがくだらないことを言って気勢を削がせる。
「これがグー!」「お腹がぐぅ~」(大竹・怒)「これがチョキ!」「(両手でチョキ作って)いぇ~い」(大竹・怒)「これがパー!」「(手のひらを頭に乗せて)河童ぁ~なんて」(大竹・怒)
一々大竹さんを怒らせては全員ですいませんでした!と謝る。面白い。

・・・なんだ。レポしてみると結構充実ですね。
ラジカルは放送禁止ネタが多かったので、多分単純に笑えるところを編集して繋げたのでは?といった感じのものでして、久しぶりに見て自分も大笑いしました。

私は舞台というものを見始めた頃から割りと何でもマメにチラシをとっておく人間だったのですが、ラジカルのは残っていません。パンフレットはマメに買っているのでその中のチラシコレクションを見ると、その頃からかっこいいのですよね~
とっとけよ~自分~(もらえてたどうかは記憶になし)

今回はWOWOWおまけ映像についてのレポでした。

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