デイ・イン・ザ・シアター2007
1日限りの「演劇&劇場」体験ワークショップ
於:世田谷パブリックシアター(=SePT)
https://setagaya-pt.jp/workshop/2007/04/post_1.html
前々から興味と謎を抱えていた“ワークショップ”
演劇好きにとってのワークショップのイメージは、
舞台の役者さんたちの心身の鍛錬の場。
演劇ワークショップに興味を持ち始めたのは
多分野田秀樹さんのお芝居を観るようになってからだと思います。
鍛錬といっても辛いのではなく、遊びながら肉体を開放していく・・・
そんなイメージ。
自分は勿論これっぽっちも役者になりたいなどとは思っていませんで、
とにかく「演劇を作る現場」に大きな興味がありまして、
本物の稽古場に入れるという好奇心をきっかけとし、
演劇作りの現場をプチ体験できるのではないかなどと勝手に浮かれ、
「国盗人」でご縁ができた世田谷パブリックシアターのワークショップに
参加してみることにしました。
ワークショップの体験場所は小劇場・シアタートラムのある建物内の稽古場B。
ほぼシアタートラムの舞台の広さというご説明を頂いたと思うのですが、トラムにはまだ入ったことがないのでイメージが繋がらず。その内トラムでも芝居を観ようと思っています。
地下2階にありながら、吹き抜けの窓から外の光が差し込むという静かだけれども和みのある空間。足が疲れないように工夫されている弾力性のある稽古場の床はしっくりと足に馴染んでとても心地がよいです。
最初、恐る恐る稽古場に足を踏み入れた時は、なんか場違いなところに来てしまったのでは・・・(汗)といった感じで固まっていましたが、あっという間に場に慣れて、最終的には積極的に床に転がって楽しんでいました。
(つづく)