NHKを見ていたら、福田朝子さんという人形作家さんの個展の案内をしていました。
http://www.saitamacraft.com/tokubetuten.html
↑是非写真を拡大して見てください
さして興味も持たず、でもなんとなく目を向けたら。まるで生きている人のような素晴らしい人形。制作過程、型の基礎となる粘土作りの段階からすでに命を持つ表情が作られている。びっくりした。すごい方がいらっしゃるのだなと感心。
個展は埼玉ということなので行けませんが、いつか実物を拝見したいなあ。
福田さんはインタビューの中で、女性は腹に何か一言持っている、堪忍袋の緒が切れるまで出さない一言、それが面白いと思う、そんなことを仰っていて、その面白みが人形にも吹き込まれているように見えます。うん、女性って、そうだよね(笑)
歴史を積み重ねた女性の魅力。特に‘お母さん’という人は魅力的なんだな、と改めて思いました。お母さんでなくても、お父さんでも、またそうでなくても、年を重ねることはただの老いではない、歴史を重ねた自分は愛しい存在である、そんなことも教えてくれそうなお人形たちです。子供たちの表情も豊かでやはり生きているよう。
人形作家さんてすごいな。
人型だけに、魂が吹き込まれると、実際に命が宿りそうです。