賢治への想ひ

スカイステージにて、
「イーハトーウ゛夢 - 宮澤賢治「銀河鉄道の夜」-」
を見ました。
前回はビデオで。今回はデジタルなのでよりクリアできれいな映像で。

宝塚版「銀河鉄道の夜」、そして賢治の生涯。
この舞台、大好きです。
久しぶりに見て、すっかりまた心が洗われてしまいました。
原作よりも、よりひとつひとつのエピソードを印象強く描く。
賢治の現実とジョバンニを取り巻く銀河鉄道の世界との登場人物をリンクさせて、
より「家族」や「友達」を浮き上がらせる。
夢から醒めたジョバンニが今ある、またかつてあった大事なものを、
より大切にして生きていく、そんなエンディング。
賢治がこれを見たらどう思うかな。

夢輝のあ、椿火呂花、映美くらら・・・
みんな適役。
そしてまた雪路歌帆&陽月華がよい。
柚希礼音、この人はほんとザネリ!ですね。(雪組だったら緒月遠麻かな・・・)
改めて大真みらんが弟の宮澤清六をやっていたのだな~なんて。
(今我が家では絶賛「ももこを探せ!」「ももこチェック!」中です)

気持ちが遠く、賢治の思い描いた世界まで飛びます。
「宮澤賢治全集」をすべて抱えて、
どこか旅先でひとり静かに、
みんなにとっての「ほんたうのさいわひ」について、
じっと考えてみたいな、などと思います。

コメント

  1. 大泉タクミ。 より:

    この作品、とっても見たいです!
    ビデオとかになっているのでしょうか…。
    ポスターを遠い昔に見た記憶があるのですが、モノクロで、雰囲気でていて素敵でした。
    夢輝さんはもちろん、当時は存じ上げていたのですが、映美くらちゃんは知らなくて、「誰だろ?でも可愛い~」なんて思ってたら、リカさんと組まれて、入団時から凄い逸材だったのですね。
    夢輝さん・朝比奈 慶さんなど、素晴しい人が何故、あのタイミングで退団されたのか未だに謎です。
    最近では、月船さららんもそうですね…。
    あの時、あの時代に活躍し、輝いていた現実はファンにとっては永遠の宝物です。
    これからも、語り継ぐ意味でも定期的に放送して欲しいですね♪

  2. より:

    ●大泉タクミ。さん
    これですね♪
    http://kageki.hankyu.co.jp/revue/backnumber/0106hoshi2/index.html
    夢輝・ジョバンニも賢治も大好きです。
    えみくら・トシもほんとに可憐。
    この頃の星組って、層が厚いですよね~
    南海ちゃんが面白い役どころで出てますよん。
    ということで、これもビデオに取ってお送りします~
    諸々時間かかってすいません~

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