淀みの中で

録画しておいたBSフジ放送「まさしんぐWORLDカーニバル(2008年)」を見た。

「風に立つライオン」を聴いて。
ふと、思ったことがあり。

僕はよどみない生命を生きたい

この歌詩を聴いて。

そういや、淀みなく生きていきたいなんて、考えてたなあ、って思い出して。
で、相変わらず淀みなく生きていない自分に困ったもんだと心燻ぶり。

でも、薄々わかっていたことではあるが、淀みの中にいたいとも、実は望んでいたりもする、そのことを自分で認めてしまいまして。

前へ前へと生きていく人々に憧れている反面、でも自分はずっと立ち止まってここにいたい。
淀みなく生きる人のスピードでしか見えないものもあれば、淀みの中で何時間も動かずに留まることでしか見ることのできないものもある。

淀みとは、自分の中の淀み、そして他人の淀み、世の中の淀み。

その淀みを観察して何がしたいのか、そっから先はもう、完全わたくしの世界なので説明ができないのですが。

生まれ持った自分の生きるスピードって、中々矯正できないもんだなあって思います。
あと、こう生きたいっていう、頑固な願望も。

自分と付き合っていくのって、大変。
そんなことを淀みの中で思いました。

あ、話を「まさしんぐWORLD」に戻すと「きみのふるさと」から始まった70年代の歌シリーズ最高!たくさんの人々のストライクゾーンなんだよなあ、きっと。
「胡桃の日」大好き!

まさしんぐWORLDコンサート2008「カーニバル」DVD

コメント

  1. くのいち より:

    まっさん!←意味はないです
    小学生の刷り込みはしぶとい…あと中島みゆきも……
    そういえばさださん小説の新刊が出たんですよね
    ちらと立ち読みした限り「裏」おくりびと。みたいな感じっす
    図書館に入るまでまちます(-.-)

  2. より:

    ●くのいちさん
    さだ本、中々ついていくのが大変~汗
    今数年前に出たエッセイを読んでいるのですが
    とっても良いです。
    「眉山」も持っているのにまだ読んでいないし。
    エッセイ(「美しき日本の面影」)、一章読み終わる度にため息。
    なんと美しく、ドラマティックな文章を書く人であろうかと、
    今更。

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