感想のつづき。
「遠き少年の日々」監督・脚本:福田雄一
これはもう御三方もトークで仰っていましたが、シティボーイズが好きで、シティボーイズのコントをわかっている人が作った、これがシティボーイズだよねと誰もが思うであろう作品でしたよね。
きたろうさんと大竹さんが真面目に演技をして、その世界を斉木さんがぶち壊しにくるというwもしかしたら良い話で終わるかもしれないというところに斉木砲というバズーカが打ち込まれるのもパターンかしらとw
レポーターのムロさん、やはり上手い、そつがない。野球少年のようにキラキラした笑顔のきたろうさんがかわゆす。(トークで大竹さんにそういう演技していたろ、と言われていたっけ)奥さんに殴られて倒れ込む演技はプチ命がけでは?w大竹さんもリストラされて老け込んだ感が妙にリアルであれは作っているのかいないのか。斉木さんの髪型がコミックに出てくる人みたい(横に靡いている)でよくできてるなってw
ゴルフ接待や会社の連中との飲み会よりも、俺は水切りがしたかったんだよ!というセリフは、笑いじゃなくて、ちょっとぐっときたです。再就職活動でもない、水切りがしたいんだよ、という気持ち。わかるって思う私もダメ人間なのかもしれないけれど、誰しもに‘水切りしたい想い’は存在するのではないかと。
日常の悲哀に笑い、シティボーイズが教えてくれたコントの形です。
・・・で、この映画の後にまさかのははーんさん登場w
確かに映画の中できたろうさんが大竹さんを抱きしめる図はある種のツボでしたもんね。細川さんもこれを見逃すまいと思ったのかしら。映像から舞台に繋がって、小ネタって、これまた面白いかも。
おまけ「ドキュメント中村有志」監督:きたろう
日々をただ真面目に生き続ける中村有志さんのドキュメント。きたろうさんの生ナレーションつき。このナレーションは補足というよりは足りてないネタを差し込みたい意欲の方を、どっちかというと感じたんですけど。
格闘技のレッスン、以前に住んでいた部屋のカビ問題(それだけじゃないんだけど)での裁判、炊き出し応援や大食い選手権に密着、などなど。・・・時間が全然足りてないよね~wまあ、有志さんの生活の断片が写ればOKという感じの作品。有志さんのトークショー「ユウジの味」のお客さんにとっては、ご本人から聞いた話を断片で映像化されたものを見る感じでした。いまいちわからんかった、あの話をもっと詳しく、とご要望の方は是非「ユウジの味」へ ^ ^
最後にきたろうさんにうどんをご馳走になっていましたが、多分1本だけ食べたうどんのせいで次の日大変なことになっていたんだろうな・・・
「健康のために死ねる」有志さんですが、何故煙草は止めないのだろう・・・でもこれを尋ねてもきっとご自身なりの意見がぱきっと返ってきそう。
有志マニア向けのおまけ。うれしかったです。きたろうさんが撮っているってのも、それはそれでお宝映像なんだよな~
つづく。
コメント
こんにちは。
3年ほど前のラジカルの記事にも投稿いたしました。
2回も行かれたとは剛の者ですね。
私はスタッフであったにもかかわらず今回は行くことができずに歯がゆい思いをしました。今公演は多分DVDにもならないだろうしなぁ。。。
おじゃましました。今後ものぞかせていただきます
●チャリーモさん
こちらにもコメントありがとうございます (^-^)
2回も、しかも同じ日って、自分でもすごいなーって改めて思いますw
スタッフさんということは、短編映画の製作に関わったスタッフさんしょうか。
あ、公演は様々なスタッフさんが関わっていらっしゃるから映像とは限らないですね。
当方はシティボーイズだけでなく、
趣味に統一感のないテーマもバラバラのブログですが (^_^;)
よろしければ時々覗いてやってくださいまし。
この公演の感想もまだちょっと続きます。
よろしければまた読んでやってくださいね。
レポありがとうございます(^^)
大竹監督作品は…あったのですよね…とつぶやきながら読みました←こら
大竹さんの書いたエッセイ及び舞台パンフ内短編ファンとしては見たかったような(いやこのイベントがある事もすっぽり抜けた人間には無理か)
●くのいちさん
毎度!
大竹監督作品、ちゃんとありましたよ ^ ^
大竹さんのエッセイ&パンフとはまた違った世界かな?というのが
私の感想です。
DVD化しない・・・というのは本当かどうか怪しいと私は思っています。
いつか見られると良いですね~