「プライド」

2010/12/17(金)19:00開演 於:シアタークリエ
見ごたえあった!キャストがたった4人の「プライド」。
コミック未読での観劇でしたが、その方が良かったかも?
金曜日夜ということでお向かいの人々、星組生がちらほら会場に来ていたのも楽しかったでっすv


敬愛する一条ゆかり先生の作品。そして笹本玲奈ちゃんと新妻聖子ちゃんを二人同時に拝見できるなんてステキ!ってことで期待も大きく。
まずストーリーですが、うーん、王道(笑)
ガラスの仮面とか昔からあるコミックの王道を行く人物設定と筋書き。しかし長い作品から抽出して作られた劇ですから、あくまで骨格が王道というだけで、ここに更に肉付けされていくものがあれば、また違う印象の作品であるのかもしれないなとも思いました。
とにかくですね、一条先生のネーム最高!しびれる!
歌姫たちのセリフの応酬がたまらん。このセリフにそう返すか!・・・具体的なセリフを忘れてしまったので書けませんが;そんな緊張感溢れる場面にしびれまくっておりました。
観終わって速攻「プライド」全巻買いだ!と鼻息荒く心に決めましたよ。
(→実はケチって買わなかった)
玲奈ちゃんと聖子ちゃんのデュエットは最高でした。パンフによると演出の意向により「Invocation」は難解な曲をというリクエストで作られた歌だそうで、この歌を歌う二人の緊張感は、劇を超えてそのまま彼女たちの等身大の緊張感としても伝わってきて、聴いているこちらの背筋も伸びそうな感覚でした。
そう、パンフを読んで改めてそうだよね、と思ったのは、これはストプレだということ。なんとなくミュージカルだと思って行ったので、セリフが途中から歌になるのかな?なんて思っていたのですが、セリフはセリフできちっと言い、歌はちゃんとこれから歌いますという体制で歌われる。中途半端にセリフが歌にならないのは良かったなと思います。
(いや神野さんの一人語りの部分でセリフに間が出来ると、歌うのか?君も歌っちゃうのか?なんて一々突っ込みを入れちゃってたからw)
蘭丸役の佐々木君はかわいい方ですね。蘭丸は本当に心のやさしいピュアな人なのかな。たとえ人の妻になったとしても史緒を見守る、それが本当にできる人なのかなと。この辺も原作で確認してみたいところであります。佐々木君、やっつけで女装している感がツボりましたが、その印象は正解でしょうか?w
神野役の鈴木さんは、コミックは知らないけれど、これはこれでマンガからそのまま抜け出たようなキャラだなあと。冷徹なのかと思いきや、弱い部分も飾ることなく表現されて、後半意外なキャラクターになっていきます。
全体的に、本当の悪役って存在しない話なのかもしれませんね。みんなの気持ちが最終的にはひとつになっていくところが、もしかしたら現代風の昇華の仕方なのかもしれないと思えました。
パンフに劇では使われていないセリフで、コミックの中から抜粋されたものが載っているのですが、いや~人生哲学。ムチ打たれるわ~(菜都子ママの名言というやつにやられたっ)一条先生の人生哲学を頂きたく、コミック購入致す。
もしかしたらこれが今年最後の観劇。
最後にびしっとした芝居が観られて幸せでした。
玲奈ちゃんも聖子ちゃんも大好きっ。
来年はどんな作品で出会えるかな~

コメント

  1. まい より:

    幸さんお久しぶりです~★
    プライド観劇、うらやましいっす!!
    あの漫画を4人でどうやるねんと
    思っていましたが、好評のようで・・・
    行きたかった・・・・終わってしまいましたね。
    公式サイトの動画ギャラリーで
    ダイジェストを見て、「Invocation」聴きました!
    すごい~~~~~
    生で聴けたら息を飲むでしょうね
    BSで放送してくれませんかね~~~
    漫画、お近くに住んでいたら
    今すぐ全巻持って駆けつけるんですが・笑
    プライドも連載終わってしまって寂しいです。
    有閑倶楽部の新作やってくれないですかね~
    なんだかんだで、有閑が一番好きなので!!

  2. より:

    ●まいさん
    お久しぶりで~す★
    プライド観れましたよんv
    よかったですよんv
    「Invocation」、史緒と萌のぶつかりあいでもあり、
    玲奈ちゃんと聖子ちゃんのぶつかりあいでもありました。
    劇中だと確かにより聴き応えがありましたね ^ ^
    放送プリーズですね!もう一回観たいです。
    ホントまいさん宅が近ければ、
    私が手土産持ってお伺いですよ(^-^)
    有閑倶楽部、おばけが出てきた辺りから
    怖くて読めなくなっちゃったんですう;
    まじこえーんですもの、一条センセの絵・・・
    あ~でも今度最初から改めて読んでみたいです。

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