おとといの東京の天候は禍々しいほどに荒れました。
会社の中から窓の外をちらちらと見ていると、
徐々に雲行きが怪しくなって、
その内どんどん黒くなって、
やがて空全体が真っ黒になって雷が鳴りだしました。
「春雷!」
『鍵のないトイレ』の「花火を嘗めた男」の中のセリフを思い出して、
私は心の中で同じように言ってみました。
「あ、見てください。4時44分」
いいようのない不安にかられている男はたまたま時計を見たら
4:44だったことに不安を感じる。(4は縁起が悪いから)
見たくないと思えば思うほど4という数字に行き当たる。
今まで見てきた「4」についてしゃべり、更に不安を募らせる男・・・
と、カレンダーを見てみると、
その日は4月4日でした。
はあ~現実とシティボーイズの世界がリンクしたわ~
鬱々とした会社にて、
それを見つけてちょっと面白かったです。