2008/9/13(土)18:00 & 9/14(日)14:00 於:新神戸オリエンタル劇場
賢太郎さんがコメントで「オリエンタル劇場にトライアンフのセットはよく似合ってました」と書かれていましたが、これは私も東京で拝見した時に想像できておりました。あの劇場にしっくりと美しくハマるだろうな~と。実際ぴったりでした。大好きな劇場での幸せな時間をありがとう~
土曜日の席は後ろから5列目でしたがセンター。これが意外と見やすくて良かったです。人の頭で舞台が見えないということが全く無し。
日曜の席は3階最前列センター。これが上から全体を見下ろせて良い感じ。ただ上の階はどうしても目の前の手すりが邪魔になり、出演者が前に出て来ると遮られて見えなくなりますので、若干うっとおしい。(前のめり禁止)
記憶がすでに定かでないので2日分まとめて思い出してみます。
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ダンスパフォーマンスまでするトライアンフ様。「これをやって頂きます」で、カフカの「いろいろ無理だからね!」に対して、板の上の人々のみならず客席までが‘やれー!ひゅーひゅー!’だった土曜日。次の日は普通に進んだここ。日によってお客のノリも違うのね~面白いですね~
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衝立道楽(?あそこはなんて言うんでしたっけ)で悪漢役の賢太郎さん。二日とも横山やっさんが入ってました。‘怒るでしかし~’な感じ。
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劇場におけるマナー。遅れてきたら劇場の人に任せないといけないのに自力で席を探す人。「ここは・・・A列。え!Aっていうから最前列かと思ったら一番後ろか!」というオリエンタル劇場バージョン。「あ、何か踏んだ。・・・バインダーか。黒いからわからないんだよ」これも初めて聞きました。
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環境問題に敏感だということを自慢するカフカ君。「ゴアって言われると振り向いちゃう」が「プリウス」になったり。
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書割道楽のふみ姫さま。自由すぎてなにキャラだかわかりませんが、あのポーズがすげーおかしいっ。‘あの’と言っても伝わりませんが。(自分で再現してみようと思ったけどできなかった)次に見たら変わっているのだろうか。この姫キャラ、好きです。
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河童の尻子玉。「河童が尻子玉を食うんだろ?」みたいなカフカの突っ込み。ちなみに尻子玉とは人間の肛門の所にあると考えられた玉だそうです。ですから、‘河童の尻子玉’なら珍品中の珍品です。シリコダマを漢字で検索したのは初めてっす。
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猫が魔法使いになっちゃうの。前回わからなくて今回あ~って気づきました。
黒猫に紫色の魔法使いな帽子やらマントやら。ちょっと遠くからだとわかりづらいやね。
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犬のトライアンフに魔法をかける。リードを操って「寝るな!」とか「伏せじゃない!」とか。透明でもずっと消えない犬のトライアンフに「お前が魔法使いになーれ!」と呪文をかけて、消えないトライアンフ様が出現した、というのも今回やっと繋げて理解できました。意外とわかってなかったことがあるな~と思いました。
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召使と魔法使いが消えて屋敷の中ががらんとなり、カフカが取り残されるシーン。土曜日はカフカがしばらくぼーっと立っていて、その分今までのことが消えてしまった空洞感が劇場を包む時間を作った気がするのですが、日曜は消えてから割りとすっと帰り支度をしてしまって、もうちょっと間を持たせてもいいのでは?と思ってしまいました。しんと静まるあのシーンが好きなので、少したっぷり目にカフカには途方に暮れてほしいな~と思います。
(全体的に、日曜は土曜より尺が短めだったかも)
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カーテンコールの手拍子が客出しの曲(♪What Now My Love)のアップテンポに合っていて面白かった。これでカーテンコールもさくさくと良い具合に早く進んで行き。確か神戸は楽屋までが遠いから早く呼んでよね~ってことだったし。
土曜のカーテンコール挨拶では、賢太郎さん「料金分のパフォーマンスはすべて終了しました」。
そして、アンコールでお辞儀をしてわざと被っている帽子を落とし、帽子を指差して「今から15分間チップタイムとします」。
日曜の公演では、同じ事を言ったら最前列のお客さんが間髪入れずに財布を出そうとした。「あーいやいや!関西だとこれだからも~」と賢太郎氏笑っていました。関西人じゃなくても自分も最前列ならカバン開けてたかもww
こんなところですかね。
また何か思い出しましたら。
日曜日の、3階から見下ろす舞台額縁の「TRIUMPH」のロゴと月と太陽。この風景がとても良かった。
劇場が変われば劇空間も変わる。
今後の地方も良い公演となりますように。
コメント
お帰りなさ~い。
地震も何事も起こらず、楽しんでこられた様で良かったです(笑)
東京公演から成長したともっぱら噂の神戸公演(笑)
演者も観客も楽しんでいる様子が目に浮かびます。
レポを読ませて頂きながら、
そうだった、そうだったと思い出しつつ、
すでに失われている記憶もあり愕然っ!!
は、早くもう一回観たいです!!
●ちゅんさん
地震来なくてよかったですよ~www
成長との噂なのですね!
確かにカンパニーがこなれてきた感はありましたです。
そうなんです。東京の記憶がすでになく、っていうか理解できてなかったみたいで^^;
は、早くもう一回観たいですよね!
まだ2週間以上も先ですが。
忘れた頃にまた観るもの一興。
全部の劇場で観たいな~
どこでもドアがほしいよな~です。
幸さん、お久し振りです。
やっと幸さんの記事読ませてもらいました。
私は娘と2人、今福岡から帰るバスの中です。
魔法使いが消えた後の息づまる静寂は痛い程で、カフカの悲しみにジーンときました。
客も一緒に息を止め、濃厚な悲しみの空間が舞台の上に出現しました。
舞台は客も一緒に作るんだと改めて気付いた公演でした。
●ファインママさん
ようこそ!
やっと解禁ですね!
娘さんとご一緒ということは、ちびこさまも無事ご観劇でしたのね?
よかったよん。
あの静寂のシーン。よかったでございましょ?
がらんどうに風が吹き抜けるような感じ。。
今回お芝居がシンプルな分、
お客さんが自分で気づかない内にアレンジを加えているのかもしれませんね。
私はあと今週末1回だ。
堪能してきます!