出待ちの思い出＠ある日の星組東宝楽

檀れいさんの卒業を見送った日の思い出。

轟さんのファンクラブの後ろで檀ちゃんを待っていた。楽屋口から出てきた檀ちゃんはまずこちらに歩いて来て「轟さんのファンのみなさん、ありがとうございました」と丁寧に頭を下げた。順番に各ファンクラブを回るらしい。そっか～ちゃんとしてるのね～と感心。

で、帝国の方まで突き当たって、車に乗る前に、あの路地に響き渡る声で「みなさーん！愛してまーす！」ギャラリーはヒュ～ヽ(^o^)丿って歓声で大喜び。
この日、これからも檀ちゃんを応援していくぞ(- – 、)と心に誓った。

その後普通にお帰りになるみなさまがぞろぞろと出て来た。
多分私は始めての楽出待ち。ひとりひとり、ジェンヌさんが出てくる度にギャラリーが拍手をする。すごいな～って思ったのだが。肝心のジェンヌは普通にお帰りモード。自分のファンクラブ以外はスルー。私は内心、拍手してくれているのだから軽く会釈くらいすれば良いのに･･･なんて。でもこれが恒例なのかもしれないので新参ファンは、ふーん、って感じで見ていた。（数名会釈してくれた人もいましたけれどね）

そんな中、その1。

しぃちゃんが出て来て、ギャラリーを見渡してニコニコと何度も何度も会釈をして歩いて行った。サングラス無し。大抵のジェンヌさんは伏し目がち。でもしぃちゃんはしっかりと私たちの方を見てくれた。上級生なのに･･･素晴らしい。この日から、しぃちゃんの印象が変わった。

そんな中、その2。

となみちゃんが出て来た。私の周りの人々が、あ！となみちゃんよ！と盛り上がって（ファンが固まっていたみたい）、きゃ～って手を振ったら、となみちゃんも反応して、「あ～」って言いながらニコニコと手を振ってくれた。どうもです～みたいに。あまりにも一生懸命応えすぎて、何かに躓き、あ～ってよろけて、危うく通りすがりのおじさんにぶつかりそうになり、は！っと直立、おじさんに向かって失礼しました！な一礼に、ギャラリー爆笑。天然具合が見えて、この日から余計にとなみのファンになった。

出待ちで情が湧く人もいるもんだ、という思い出でした。

感動的だったのは、やっぱりかしちゃんがやさしいことかな。卒業公演でのお手紙渡しでの美しくやさしい笑顔はいつまでも色あせない記憶です。

我が殿、いし様は動きがとってもきびきび素早いの！そんな姿もカッコイイの！（←病気ですからほっといて下さい）

とうこ＆あすかの出待ちは断念。（体力無し）でも普通の日に待ちたいな。
となみちゃんの大劇場卒業を見てもらい泣き。となみちゃんの時には、行こうかな、なんて思ってます。