「日本モンティパイソン宣言」（9/5夜）

2010/9/5（日）18:00開演 於：赤坂RED／THEATER
メインMC：松尾貴史
出演：八十田勇一、小松利昌、森下亮（クロムモリブデン）
ゲスト：いとうせいこう/春風亭昇太

モンティパイソン、見たことがなかったのですが、いとうさんがゲストということと、ラジカルの話が出るかも、と思って、行ってきました。
BSで録画しておいたモンティパイソンをなんとか半分見て（時間がなかった）行きました。テレビ番組のものではなく映画かな？ネタが一々強烈で、これは･･･うーむ･･･なんて思いながら外出。
でも最初に入っていたショートフィルムが傑作！
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1271308
おじいちゃんたちのすげー反乱。これはモンティパイソンということはさておき、見てもらいたい作品です。
舞台上手にゲストの方々が座ったのですが、私は2列目の上手端だったので凄い近い！で、キッチュといとうさんが並んでいるのって凄いな！とまず感激。でその横に座った昇太師匠。セリフを噛んだり言い間違ったりすると一々その二人から突っ込まれる。俺たちは全部拾うよ！全部拾うこの二人が揃うって滅多にないよ！と師匠に突っ込みまくるのが面白すぎでした。なんか東西の最強頭脳が並んじゃった感じ。
会場でいくつかのスケッチ（というのですって）が上映されたのですが、これがみんな面白かった！テレビ番組からのスケッチかしら。入門編みたいな感じでありがたかったです。
「バカな歩き方」省（シリーウォーク）
http://www.youtube.com/watch?v=F8xur_TLFyY（これの後半）
こういうホントにナンセンスなのは素直に面白いですわ。秘書がコーヒー運んでくるところがツボ！（ふせえりならできる）
「ガンビーのガンビーによる脳外科手術」

これを見て昔大竹さんが水泳帽を被って危ない人をやっていたネタを思い出した人は私だけではないはずっ。ここから来たのかも？宮沢さんに被せられたのかなあなんて想像してしまいました。このスケッチはすげー笑った。
いとうさんがいくつかのスケッチを見る中、すべてが計算されていて無駄が無い。かっこいい！と。確かに無駄が無いな。バカも徹底的にやるとかっこいいわ。
その他企画として。
いくつかのスケッチを関西弁で朗読。
朗読者は松尾貴史、八十田勇一、小松利昌、森下亮。八十田さんが声をはって頑張っていましたよ。（いつもサラNEOで見てる人なので、出てきた時、わーって思った。ただ、わーってなんだけど）
それから、このイベントのためだけに収録されたという日本語吹き替え版上映。
「日本モンティパイソン宣言」現代版アフレコスケッチＣＭ
http://www.youtube.com/watch?v=7N9OgIUaZI0
やはり山寺さんが凄い！（プロだから当たり前なんだけど）
「フルーツを持った敵から身を守る方法」の教官役がっ、すげー面白かったｗ
したコメにおけるモンティパイソン企画の話にもなりました。
テリー・ギリアムからのメッセージ
http://www.shitacome.jp/2010/program/program_montypython.shtml#video
これがもうネタになっているよね～とのお話。
最後に八十田さんが自分はモンティパイソンとラジカルを見てこの道を目指し、今なんとかやっていけています、と。やっとラジカルの話が出た～（ま、それだけでしたが）
いとうさんがテリー・ギリアムだったかな？その他のメンバーかな？（忘却）に直接英語であなたのファンです、あなたに影響されて今このような仕事をしていますというような内容を熱く語ったら、「それについては謝る」とひとこと言われたそうです（「それに関しては」だったかな？）。これには会場爆笑。
八十田さんも謝られる人かしら？ｗ
このセリフ、シティボーイズのおじさんたちにも使えそうですね～
モンティパイソン、私は受け付けないかな～と思っていたのですが、意外にいける。それがわかって良かったです。行っておいて良かったわ。
そうそう！テレビ番組「空飛ぶモンティパイソン」が始まったのが1969年で、日本のモンティパイソンともいえる番組「ゲバゲバ90分！」が始まったのも同じ1969年なんですって。てっきりマネしているのかと思ったらそうではなかったという話もありました。
んで、Amazonで、「ゲバゲバ90分！」のDVDを買っちまったおっちょこちょいなおいら･･･
だって、世代だし、でもまだ物心ついていない歳だったので、見直してみたいんですよ！見たい友達がいたら挙手して！貸すからっ。