「山田の書きもの展」に行ってきました

MOTTにて開催中の「山田の書きもの展」に行くことができました。

山田さんの道案内のお陰で曙橋駅からスムーズに行けました。
しかし、MOTTギャラリー、ここでいいの?っていう感じで、
何度か辺りをきょろきょろしてから、そっと中に入りましたです。

1つのお話に2枚の絵がついているのですね。
久しぶりに商店街の話を読んで「ああこんなオチだった」と、
声をたてずに笑って読み返しました。

今回、展示を拝見して、あ~、と思ったこと。
HPでは横書きな文章が、展示では縦書き。
これね、縦書きの方が良い感じですよ。
購入した冊子(通し番号入り?表紙の縁取りも山田だよ~)は縦書きで二段。
昔の文庫本のようなレイアウト。紙の色も昔風。

今まで、何となく、
山田さんの作品は絵本が良いんじゃないかと思っていたのですが、
今回見て、活字の中に‘挿絵’が入るという形は、これまた良いなと。
昔文庫本で読んだ「赤い鳥傑作選」みたいな雰囲気。
(笑える「赤い鳥」か?)

童話のような、でも、大人でも読めるような、
‘文学’の匂いが入るとまたイメージが変わってきます。
HP上で縦書きではなく、やはり、印刷。
‘紙’に‘印刷’で‘縦書き’。
ああ、印刷物大好き、
そんな気持ちも何だか思い出させてくださいました。

絵はですね、みなさんよかったのです。
しかし、自分、今頭のメモリ不具合発生中につき、
どの話をどの方が‘絵づけ’したのかを忘却。

「がんこおやじの店 おふくろ」の絵が良かった!
ディテールが!ベルマーク入れとか!とんかつソースの容器とか!

「ねむる布団屋」!
商店街の人々の顔が!それぞれの商売を表すものが顔になっている!

そして、今回、自分どこまでとぼけてるんだ?と思ったのが、
賢太郎さんが参加していることをその絵の前に来て改めて気づいたこと。
絵の前で、ああそうか!なんて。
例の犬。おしゃれですね。版画っぽいですね。
before & after ね。

山田みくじは「そこそこ吉」でした。いいね。
吉祥寺に行かなきゃです。

「山田の100字文学+リタ・ジェイの100×100mmイラスト」
小さい原稿用紙がかわいい。
(活版印刷というコトバに心躍る)
これほしいわ~何か書きたいわ~
物販にてこの中から選んで買ったのはカメレオンのやつです。
(この中で一個、?があったのですが、今わかった)
一番絞りと悩みました。
どちらも人気で売れ行きが良いようでした。

「山田町回覧板」
バックナンバーが読めるのですが、読みきれず。
私が行った時間は人も少なかったのですが、ひとりふたり、
待っている方がいたようなので、ささっと閲覧したので心残り。
なんかヤギが郵便物を食べちゃって・・・みたいな回覧、
紙の右下がちぎれていたのですが、ちぎったのかしら、ネタかしら、
なんてとこだけは妙に気になったり。

物販のその他。
早川純子さんのハガキ。自分買えばいいのに買いませんでした。
鹿角版画室分室より
https://sikatuno.blog.ss-blog.jp/2008-05-27-2

「全部を印刷物で見たいです」
最後に会計をして頂きながら、山田さんに訴え(?)ました。
「がんばります」
と、言ってくださいました。
近所でやってたらまた行きたいのに。
でも行けてよかったです。

帰り道、山田さんと少し会話できて幸せだったな~と思い、
ああ、確かに猿のお題の人の声だ、なんてまたとぼけたことを思い。
次回、職安も、お願いします!待ってます!

※後日、祝、書籍化!

「山田商店街」
 山田 マチ

コメント

  1. くのいち より:

    曙橋って
    近いですが(-.-;)
    斎木さんがキレた事件の多分真相は私が……………………

  2. より:

    ●くのいちさん
    曙橋。
    お時間ありましたら是非。無料展示です。
    どこまでいけばしげるがキレる・・・
    次回も試してみてください(笑)

  3. ちゅん より:

    あ!ああ!!
    ワタシも山田みくじ「今すぐ吉祥寺へ」でしたっ!!
    そして、そして
    そんな素敵冊子があったんですね。
    見逃したのかな? 売り切れてたのかな?
    う~ん、残念です。

  4. より:

    ●ちゅんさん
    お!今すぐ吉祥寺へ!チームですね。
    あれ、全部引き出し開けて見ればよかったなと。
    でも背後に山田さん、いらっしゃるし(汗)
    冊子、見逃し?売り切れ?
    手作りですので、何かあったら交換しますね、とのことでしたから、
    品切れで手作り中だったのかしら。
    「山田商店街 Shopping Street Of Yamada」作・山田
    という冊子です。
    どこかでまた販売するといいですね。
    KKP会場の片隅に「山田出張物販所」を設ければいいじゃない。
    片隅でミニ展示をすればいいじゃない。
    是非。

  5. みもち より:

    行かれたのですね!
    良かったです!
    >‘紙’に‘印刷’で‘縦書き’。
    そうそう!
    見た瞬間、わたしもそう思ったんです!
    フォントも良かったですよね~。
    柔らかくて、でも意外と冷静そうな書体。
    絵本よりは、ちょっとだけオトナ向けなのよ、って感じがしました。
    挿絵は、最初の達磨が未だに忘れられません…。
    積み上げられた大量の達磨。
    すごいインパクトでした、あれ…(笑)
    100+100×100コラボは、裸電球がすっごく気になりました(笑)
    が、物販で見当たらず、「これは出ているだけでしょうか?」とお尋ねしたところ、
    その日は幾つか持ってくるのを忘れたものがあって、
    「まさにそれを忘れたんです!」
    とのこと(笑)
    とりあえず、あぶない刑事を購入しました。世代です(笑)

  6. より:

    ●みもちさん
    行けたのですよお~ T T
    今手元にある冊子を改めて見て、展示は憶えてませんが、
    こちらのフォント、確かに良いですね。
    >柔らかくて、でも意外と冷静そうな書体
    さすがみもち師匠!
    そうそう、「冷静」というキーワードも持っているなと思っていたのですよ。
    達磨はホントにインパクト大(笑)
    3枚におろしたのを実態絵にするとああなるんですね(爆)
    裸電球は人気みたいですねぇ。
    あぶデカ・・・憶えてないわ~うくく。
    欲しいものが丁度忘れられてたとは。ははは。とほほ。
    物販した物、通販とか、ギャラリーで常時売るとか、
    するといいのにな~とも思っております。

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