「天使は瞳を閉じて」で「ベルリン・天使の詩」を想う

虚構の劇団「天使は瞳を閉じて」を観劇しました。
感想文を書きたいのですが、この頭が考えをまとめてくれなくて・・・
パンフレットの大高さんのページ。
「天使は瞳を閉じて」の後に言葉を続けるとしたら?の問いに、
「ピーター・フォークを悼む」と。
うんうん、やっぱり、どうしても、「天閉じ」に向かう時は「ベルリン・天使の詩」から再確認したくなっちゃうんだよね。
私の中に、‘天使とはただそこに起こる事象を見つめるだけの存在である’という考えが、決定的にこびりついてしまうこととなった作品でありましたから。
数多の天使本、天使話を見聞しても、いや天使っていうのはね・・・、決して人を助けたりはできないわけでね・・・って、うーん、わしというペシミストにドはまりな認識だね、こりゃ。
以来、ものごとを見つめるだけで、うまく助けることもできなくて、言葉も発せなくて・・・そんな自分という小さな人間を、まるで天使のようだ、などと妄想する意識がふわっと湧くこともあったり。
でも天使はただ見ているだけではなくて、それをきちんと報告文書にしなくてはならないから、見たことを鮮明に文字に再生できない自分は、なんだ天使なんかじゃないぞっ、図々しいぞって、そこで目が覚めるわけです。
僕は感想文を書くことができなくて困っている ^_^;
暑さ?忙しさ?
真っ平らな脳みそは、「天使は瞳を閉じて」で見てきたことをうまく言葉にしてくれません。でもリハビリリハビリ、書いてみます。

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