DANCE GALAXY vol.2 『Rose Adagio』

2010/2/13（土）13:00開演 於：銀河劇場
今年やっとの舞台初めであります。
『Rose Adagio』観てきました。
観ておいてよかったよ～思った以上に良い舞台でしたよ～
下手側の2階ボックス席だったのですが、斜めから舞台を覗き込む感じがなんとも好みな席！舞台が近いのもいい。視界を遮るものもなく。
「眠れる森の美女」をモチーフにした創作ダンス公演でした。
光溢れる世界から一転土砂降りの雨が降りしきる暗い世界。
光と闇のコントラストが強烈で、おとぎ話の美しさと怖さの両面に包み込まれて、セリフも一切ないことからより一層、明暗それぞれの想像力を掻き立てられる舞台でありました。
ダンサーのみなさんがすべて美しくかっこよかったです。
一番のお目当てであるももこさん（みらんさん）も思う存分に創作の世界に泳いでいらっしゃって、見られてよかったな～って。
わたるさん、登場は白のスーツで、やっぱり大きいな～、男前だな～って思いましたｗ
わたるさんは性別を超えた存在ですね。こちらも良いものを見たと思いました。この境地を続けて極めていってほしいなあと切に願います。
西島さんの王子様、ステキでした。むくっと、私にも王子様が来ないかしら的な夢が過ぎりました。暗い席から光のデュエットダンスを見ていると、心にうるっと来るものがありました。
キミホさんがとても素晴らしいダンサーさんで。佇むだけで芸術的なオーラを感じます。存じ上げない方でしたので、目が釘付けになりました。表情も良い。いや、凄いダンサーさんがまだまだ世の中にはたくさんいらっしゃるのだなあと。
生身の身体ひとつで空間を舞い飛ぶダンサーは過酷。過酷に鍛え上げられた身体表現の世界は、やはり感動のひとことです。
今日もたくさんの拍手を贈って劇場を後にしました。