客観的

ちょっと遡りますが、
11/27放送分の「爆笑問題のニッポンの教養」
FILE019:「この世はすべて錯覚だ」
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20071127.html
の中で立命館大学の北岡明佳先生のおっしゃった言葉にはっとしまして。

<自分がいくら客観的にものごとを見ていると思っていても、それも自分の主観によるものであり、客観ではないのではないか>

太田さんが、「もっと自分を客観視したい」と言ったのに対して、北岡先生が「あー無理無理」と、即答したのが面白かった。

私は、自分は結構客観的な見方が出来る人間だと、こっそり思っていたのですが、このやりとりに、ちょっと、がーんとさせられまして。
自分をどんなに高いところに置いても、うんと外側に置いても、結局それって自分の中で作り上げている距離なわけで。

この番組の面白さは、その学問から飛んだ話の先にもありますね。
主観的客観。
面白いテーマをありがとう。

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