「爆笑問題のニッポンの教養」の言語脳科学を見てふと書きたくなったのですが。
この番組の中でもよく話されるテーマでもありますが。
何かを表現したい時のツールとしての‘言葉’って不便だな~と。
言葉の数って決まっているから、本当に表現したい気持ちに当てはまる言葉が中々見つからなくて、こういう風に文章に記そうと思っても、言葉を選ぶ段階で指が止まってしまうことは毎回必ずあることです。
勿論それは自分が充分に言葉を知らない、という基本的な問題点もあるのですが、微妙なニュアンスって、普段の会話で使う言葉では表現しきれないものがたくさんあって、言葉に出したり書いたりしても後から「違うんだよな~違う意味に取られても仕方無いよな~」なんて後悔することもしばしばあり。
(余談ですが、辞書を引いたり本を読んだりして知った言葉でも、普段あまり会話に出てこないような言葉はなるべく記述には使わないようにしています。それは読んでくれている人の心に伝わりやすいように。その言葉を知らなくても漢字で想像できるようなものは積極的に使うようにしています)
私は自分の心が一番伝わる手段は絵画だと思っていますので、絵が上手ければ言葉なんかに頼らないで絵で表現するのになあと考えます。特に抽象画なら、自分の心をそのまま描き写してむき出しの己を見てもらえるのになあなどと想像します。色や形、タッチで表現する方が、果たしてそれで伝わるかな?という懸念はあるとしても、手段としては納得できるやり方だなあと。
例えば。
単純ですが、4色印刷に使われる以下のカラーチャートを使ってみると。
(パソコン環境によっては開けない可能性あり。すみません)
http://casy-news.com/download/color/_14.pdf
「悲しい」を表す時、どれくらい悲しいのかというと、シアン(=C)50%くらい、いや60%くらいかな、という視覚で見て貰った方が伝わり易いだろう、などと。「少し悲しい」「少しよりもう少し悲しい」この2つの違いが10%の差で表せる、なんて思ってしまうのですが、いかがでしょうか?
「心が重い」を表す時、どれくらい重いのかというと、ブラック(=K)30%くらい、でも60%ほどじゃないよ、みたいな。
乱暴ですねぇ。
でも私的にはそういう表現の方が「伝えた!」という満足度が高いのです。
文字で表現するために。
まずもっと言葉を知っていこうとは思っています。
何で何をそんなに伝えたいのかな~という素朴な疑問もありますが(笑)
表現したい内は表現していこうと開き直っている今日この頃。
微妙を「微妙」以外の言葉でたくさん表現できるように頑張りまーす。
コメント
厚かましくも、なんか、わかります。
心という正体のわからないものを表現するのに
言葉は圧倒的に少ないなぁとワタシもいつも感じます。
言葉にはそれ自体がもつ意味の他に
堅さ・柔らかさや色、音の印象なんかもあるし
喋ると書くでも印象が違うし、
その上、生活する中で付加されてきた想いも含んでいるなぁと思うので、
表現する言葉の数が少ない上、
ワタシが持ってるイメージと誰かが持っているイメージが違うこともあり得るんだろうなぁと思うと、
何も言えなくなっちゃったり、
ちゃんと説明しようとするあまり
逆に何言ってるのかわかんなくなっちゃったり……。
言葉って、ホント難しいし不便ですね。
でも面白い(笑)
日本語がネイティブに理解出来るって幸せだなとか思います(笑)
長文失礼致しました。
●ちゅんさん
ぜっんぜん、厚かましくなんかないっすう~
お付き合い頂いてうれしいっすう~
おっしゃる通りですね。
いや、私より私の気持ちも解説して頂いている ^ ^
>何も言えなくなっちゃったり、
>ちゃんと説明しようとするあまり
>逆に何言ってるのかわかんなくなっちゃったり……。
このもどかしさで日々が過ぎていきますよね。
言葉って、時に攻撃的でもあるではないですか。
特に文字だけだと、読み手にとって何が刺さるかわからないという怖さもあり。
だからいっつも私の文章はながーくなってしまうのかもしれません。
フォロー含みーの。噛み砕いて説明しーの。
私いかにソフトなものでもケンカ的なことが苦手なのですよ。
(売りたい鉾先はたくさんあるけど・・・うく)
いかに平穏に、いかに伝えるか。
時々キレてますけど、なるべく明鏡止水の心持ちで。 → 使い方合ってますか?;
こちらこそ長々失礼!