2008/10/18(土)13:00開演 於:四季劇場・秋
http://www.shiki.gr.jp/applause/songdance55/index.html
加藤さんのいない「ソング&ダンス」。
まあ、気が抜けてリラックスして観ることはできましたが。
(加藤さんが出ていると座席の背もたれに背中がつかないくらい真剣に観てしまう)
感想など。
創立55周年ということで聴き覚えのあるナンバーがほとんどで、無難な公演でありました。
ただ全部のオリジナルを観ていないので、演出の妙を楽しむことができなかったです。本当にすべての作品を観ている四季ファンには‘こうきたか!’なんていう楽しみがあるのかもしれませんね。
ライオンキングは面白かったですよ ^ ^
改めてマンマ・ミーア大好きだな~って思いました。「夢があるから」と「手をすり抜けて」この2曲を並べられるともう心は号泣です T T
「ビー アワ ゲスト」の燕尾とステッキはステキでした~複雑に隊列が変わるのですが、上から見てもとてもきれい。美女と野獣観てみたいな~本編ではどういう振付なのでしょうね。
南十字星のバリ舞踊が見られてよかった。ガムランの音は鳥肌!昔バリで聴いた時はそんなに感動しなかったけど、(バリの風土に合っていて心地はよかった)南十字星で鳥肌立ちまして。バリ舞踊も素晴らしくて。
高井さんの「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」が聴けたのも鳥肌~♪
んで、やっぱ楽しい「アイ・ガット・リズム」。タップがないと!
2と3は歌とダンスのバランスが取れていたのですが。
今回は歌の方に気持ちが行ったな~
で、隣で観ていたうちの母。一幕の途中で、小声で「見つけた」って。好みのタイプを見つけたって意味です。幕間に確認し合って、第二幕。ほほー、確かに我らの好みだ。筋肉むきむきでなくて、しなやかで、体型もバランスが取れていて、顔もクール。ダンススタイルにも生まれ持ったセンスを感じる。
チェックせねば!買う気のなかったパンフを買う。(パンフ売り場のお兄さんに、会員証持ってこなかったから定価でいいです、と言ったら、次は必ず持ってきて下さいね、と言われたのだが、その言い方が所謂慇懃無礼。なんか四季のスタッフって・・・定価で買ったんだよ。会員価格にしてもらったわけじゃないよ。ぶつぶつ)
その人は斎藤洋一郎さんでした。最後挨拶で最後列の端にいたからまだまだ若手。でも「アイ・ガット・リズム」のきっかけとなる白のつなぎを着てタップを踏み始める役が多分斎藤さん。タップ、いいじゃん!ポイント高い!
色々調べてみたら、双子でふたりとも四季にいるらしい。へ~
斎藤洋一郎さんと斎藤准一郎さん、双子のご兄弟ですって。
これからの四季観劇の楽しみができました。
しかし、パンフ。加藤さんのコメントが載ってないじゃん。
どこかの演出家のように‘言いたいことは全部台本に書いた’、みたいなことだと受け止めておくことにしよう。
(これ以上書くと、グチが増幅するし~)
「ソング&ダンス」シリーズは誰が観ても楽しめると思います。
実際私も今回曲目から‘このオリジナルを観てみたい’なんて思うきっかけにもなりました。
でもやっぱり、四季ミュージカルのレパートリー以外の曲での創造力溢れるものを、このシリーズには期待します。
若手をもっと自由に伸ばす舞台があってもいいのでは?とも思いました。
観劇前、海底二万マイルに沈んだこの身ですが、とりあえず顔は海面から出た感じ。
まあ、いいとするか。