「スーザンを探して」

2009/2/15(日)13:30開演 於:シアタークリエ
公式HP
http://www.g2produce.com/musical/susan/flyer.html

G2演出・翻訳の「スーザンを探して」観てきました。
貧困なボキャブラリーで申し訳ないが、一言でいうと超COOOL!!な舞台でした。
観てよかった!もう1回観たい!

映画「マドンナのスーザンを探して」をミュージカル化したものだそうで。
マドンナの映画は知らないのですが、音楽がブロンディということでこれは絶対自分の好みに合うと思ったのと、G2さん演出ならカッコイイはず、ということと。

ブロンディの Call Me カッコイイですよね~

そして四季退団後初めて保坂知寿さんを見ることができる!ということで早々にチケット手配してやっと観劇です。

個性の強い出演者がたくさん揃って、とっても面白い舞台でした。

保坂さんは相変わらず細くてキュート。スーザンは役替わりで香寿さん。やっぱり歌が絶品。杜けあき様はとっても楽しそうでしたわ(笑)代役のハズなんだけど、ハマりすぎ。山路さんとの掛け合いが面白すぎ(笑)
今回のキャラキングは吉野圭吾さんですわね。パンク野郎。
マミーズですっ、って。うはははは!良い!パンクヘアーもメイクも!マミーズだから包帯巻いてるのかっ。
スペシャルライブがあった模様です。
マリア役の藤林美沙さんが気に入りました!面白いキャラだなあと思って見てたら、ダンスシーンでは洗練されていてカッコイイ!スタイルもスレンダーで、素敵~
馬場徹さんのティナもお気に入り。ティナ価格で得たいの知れないものを売られてみたいわ~

舞台版「スーザン」は映画と違って1979年という時代設定がされているそうです。(映画は1984年設定)パンフレットに1979年に関する座談会が載っていて、面白い時代だったんだなと改めて知ることができてよかったです。

まだ携帯電話が無かったからこういう話が出来た、という話になるほど~、と。
(でも敢えて今の時代に新聞欄を使ってのみという方法を使うと、それはそれで面白いものができるかもしれないな~。もどかしいドMな話ができるかも?w)

自分探しの果てに巻き込まれる怪しい世界も、暗黒ながらもスタイリッシュで。クラブのシーンなんかホントかっこよかったわ。1部の最後の方が特にっ。

クリエはミュージカルをやるには狭そうな舞台ですが、そのコンパクトさが濃密な世界を創っていて、どっぷり浸れた。盆がぐるぐる回って、その中を様々な人物が蠢いて、逃げ回って追いかけて。話もどんどん展開していくし、あっという間に終わってしまった感じです。G2さんはクリエができた時から小さな空間で密度の濃いミュージカルをやりたかったそうです。ダンサーが窮屈そうで客席に飛んできそうな空間でのミュージカルって、確かに大劇場には無い魅力があります。

あ~ホント良い舞台だったよ。
迷ってる人は行った方がいいっす。
パンフレットに出演者への質問「あなたの探しものを教えてください」というのがありまして、みなさんの答えにふんふんと頷いて読んだのですが、特に杜けあきさんのがぐっと来たなあ。
<期待しない心とか他人の言葉で一喜一憂しない心>
そういうことに動じない自分を探している、と。・・・私も!と挙手しました。

自分探し。
ロバータの「何かが起こりますように」という願い事。
何かとは多分、良い事と悪い事の成分が平等に含まれる事態だと思う。
そんな何かを望む瞬間が年齢を経た自分にも来る時が来るのかしら??

 

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