2010/10/29(金)19:00開演 於:名鉄ホール
初めて名古屋に遠征してきました。
名古屋行ったついでに翌日もう1泊して奈良・京都に行って燃え尽きていたので今頃レポ&感想文です。
ひつまぶしが美味かったよーん。劇場フェチとしては名古屋の劇場も体験できてよかったよーん。
以下ネタばれあります!!
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順不同です。
●名古屋の劇場と客席の雰囲気
地方公演のいいところはやはり歓迎ムードがダイレクトに舞台に届くところだと思います。そのことで更に、東京の人間は贅沢なんだよなあということが、同時によくわかります。今回大阪公演ができなかった為大阪から来ている人がたくさんいらっしゃったようです。(アンケート集計でわかるのかな?)
初っ端、明転してトランクに座って海を眺めているきたろうさんが登場すると大拍手と笑いが起きました。ちょっとびっくり。次に虫の斉木さんと続く大竹さんが出てきてまた拍手。大竹「我々に気を遣わないで下さい」と思わず客席に言うくらい(笑)断ってから「では始めます」と続きを始める。気を遣ってではなく嬉しいからの拍手、なんだけどね ^ ^
名鉄ホールはコント向きの普通に乾いた音を持つホール。ただその分大仰な芝居の可笑しさが増幅されなかったかも?でもこういうタイプの劇場で観ることができてよかったです。ただなんだろう、スピーカー位置の問題かしら?いまひとつクリアにセリフが聴こえない場面もあり。古そうな劇場なので仕方ないかしら。
●10月突然終電が19時に
これはこういうホールの方が合っているネタだな~と。そして毎回感心していたのが、走った後にすぐ「10月突然夢○」の静かなネタに進むところ。息も上がらず何事も無かったように静々と出てきて整列するところに感心していました。
●10月突然クリスマス
「ひとりでアメリカと戦争」の後、準備が整わない内に明転してしまった為、後ろの方でキリストになる斉木さん。十字架にかかったまま、すすすーと前に出てきてセリフ(何だっけ?)。舞台淵ぎりぎりまで来ました的なことを言っていたような・・・ピンチをチャンスに変える男・斉木しげる、だったのか?
●脳内ハードディスク整理
ここは特に変わった点は無かったような。名古屋だけに鉄道の名前が変わるのかしら・・・なんて思っていましたが、そんな大変なことはしませんよね;某ショッピングモールの名前も変わり無し。
●ミスターカトウ
「みんなで歌おう、歌おうよ~!」の最初、♪ド~はドーナツのド~の次、大竹さんまさかの出忘れ。高佐さんがそのまま自然に♪レ~は、と歌って繋げました。ミだかファだかで慌てて出てきた大竹さん。珍しいミスだなーって ^ ^燃えるスミスさん家、名古屋では非常口のピクトグラムを使用しませんでした。あれは新国立劇場仕様だったんですかね。
●重厚な芝居
舞台の横幅が狭く見えて、ここって盆あるの?と思いましたがちゃんとありました、回りました。「都内の電気が」→「市内の電気が」にちゃんと変わっていました(当たり前か)。「どこが欲しい?西(東?)日本か、町田」の町田が地元のどこかに変わっていました。妖怪神代寺様も最後ですから思う存分怪演していましたよ。大竹さんがまた座卓に突っ伏して笑いを堪えていました。有志さんは大楽にして初めて神代寺様の怪演を眺めたそうです。今まで見てなかったけれど、最後は見てみようと思って至近距離で見たら凄く面白かったって(笑)改めまして、きたろうさんの「そぉーだよ、白鵬だよぉーん」の言い方が超かわいくて好きっ。サリンジャー、最初のセリフで早速客席のあちこちで「サリンジャー??」というつぶやき突っ込みがざわざわと。なのでキッシンジャーというセリフには笑いよりむしろ、そうだよね~的な反応が。この客席状況が面白かった。そういえば、女将を呼ぶボタンで女将を呼んで言うセリフって「バヤリース4つ!」であってますかね・・・
●叱りバー
やはり収集がつかないしげる。大竹さんはもうどう対処していいかわからないという思いのたけを最後だからとぶつけていた、ように思う。大竹さんがきたろうさんに間違って突っ込んだ後恐縮する場面は大袈裟にやった方が面白いと大楽を観ても思った。しげるのプライベートポールダンスも終始大竹さんの突っ込みに助けられて終わる。今回下手側の席だったので正面からこの場面を堪能できてよかったです。
●年上女房の集い
エンドトークにて尾関さんが長く演れば演るほど夫婦の情愛みたいなものが出てくる、今日が最後かと思うと寂しい、みたいなことを言っていたような。尾関&斉木夫婦が東京より一層夫婦っぽく見えたので、このカップルは愛情を育んだんだなと思いました(笑)斉木さんの抱き心地がいいってことも言ってたな、尾関さん。抱き寄せた時の納まりがいいとかなんとか。あとの二組は東京で見たのと同じでした。
披露宴の新郎新婦入場。名古屋では客席中ほどの通路を使っての入場でした。盛り上がりましたよ~なんでも付近のお客さんから「おめでとう!」「ゆうちゃん、キレイ!」なんて声が掛かったらしいです。トークにて、有志「名古屋のお客さん、おかしいんじゃないの?」きたろう「お客さんも参加してるんだよ」。そして最終日ということで?(前日もやったのかな?)客席に向かってブーケトスがありました。受け取った方はお持ち帰りです。トークにて、有志さんの私生活についてまたまた話があり( ̄― ̄;受取ったお客さんに向かって、有志「そういうことですからね」と、いい意味じゃないよ~それは~、なんて話をしていました。
●さておきクラブ
ラバーボーイズのショートコント。きたろう「カフェ大相撲」。・・・流石に大水さん、イメージが咄嗟に出来なかったみたいです。きたろうさんがお相撲さんを触れるんですよね?と言って、大水さんがそういうことではないです、と返したのですが、猫カフェ的にいうと、いや力士を好きなだけ眺めたり触ったりできるのがカフェ大相撲かな~なんて思っちゃいました。大竹さんのお料理番組。テロップが進むのがなんだか遅い。大竹さん、早めの対応を(だっけ?2つめのやつ)、のテロップの後方を掴み、進もうとするのを阻止して引きとめる。必死に進もうとするテロップ。飛永さんが堪えきれず後ろを向いて笑っていました。やっと放してもらえたテロップは乱れながらもなんとか袖へ。千秋楽は楽しいな、って大竹さん言っていたような。しげるのショートコント、ロングコント。初めて放置されるのを見ました。「万里の長城、え~秦の始皇帝が・・・」としばーらく話してから「さておいて~」。
●コロス
例の場面、あからさまに飛永さんに止める気が無く(笑)止めないので、きたろうさんにぶたれ、大竹さんに蹴られて、やっとセリフ(笑)大竹さんが舞台に倒れこむのは、休むためか?ま~頑張りました最後まで。東京楽の挨拶でも言っていましたが、細川さん「前回動きにキレがないという感想があったからこれを作ったけれど、逆効果でしたね」。
●アフリカ行きの船
尾関さん、最後はガーンと思い切ってぶつかってましたよ。純粋にシティボーイズの3人だけが佇む静かな場面。ここ好きです。このバスに3人が乗った先の物語、映画になりそうですよね(←ん、俺だけか?)。3人でロードムービー作らないかな~ちゃんとした荷物を持っているのはきたろうさんだけ、斉木さんは空のビンと当座の荷物のみ。肝心のきたろうさんのカバンから出てくるものとは・・・なーんてな~。妄想しよっと。
●エンドトーク
きたろうさんの第一声「あ~疲れたっ」が印象深い ^ ^
大竹さん、尾関さんに「今日の出来は何点?」尾関「90点」(一同、ほ~)尾関「・・・みなさんが」(?)尾関「自分は95点」。
もう今日で終わり、二度と同じ舞台はやらないと思うと寂しいですね~といった感想が。そして最後の最後もやはり大竹さんの「来年もまた」の挨拶はありませんでした。
アンコールの拍手にまたまた応えて出てきたメンバー。客席にニコニコと手を振ってくれて幕となりました。
うーん、もっと色々あったような。というか時間が経ってしまったので記憶違いなどありましたらご容赦下さいませませ。
とにかく地方公演は盛り上がりますね。お客さんが積極的に楽しもうとしていて気持ちがいい。これはどのライブでも同じことですが、今回も改めて感じましたです。
また地方遠征したな~
だからおじさまたちには養生してもらって続けてもらいたいな~
大楽まで本当にお疲れさまでした!
コメント
名古屋、楽しそう~。やはり大楽はいいものですね。
ラジオで大竹さんが体調を崩していたことを振り返り
「今回はきたろうさんが随分頑張って・・・斉木さんはいつもの通り
だったけどw」
とポツリと話していましたよ。
名古屋公演中にゲストでラバガが出た時にも
「出演してわかったと思うけれど、実はライブの全体の絵を把握して
そこからはみ出さないようにしっかり管理しているのはきたろうさん
なんだよ」
という感じの話題で、今回は本当にきたろうさんが奮闘した公演だった
んだなぁとシミジミ思いました。
●AKIさん
コメントありがとうございます。
きたろうさんの話、教えて下さってありがとうございます!
そっかあ、きたろうさんが支えている舞台だったんだ~
なんだかんだで、きたろうさんは、
シティボーイズ以前からリーダー的な存在だったらしいですものね。
斉木さんも実は満身創痍だったんですけれど・・・
でもまったくそれを見せない舞台に感心しましたです。
とにかくみなさんプロなんですよね。
尊敬、敬愛するおじさまたちです(^-^)