さだまさし ソロプレミアム in 国技館

2010/12/28（火）18:30開演 於：国技館
総武線で人身事故があり、開演時間が遅れるという事態になったソロプレミアムライブ。自分も一緒に行く友達も動かない電車にやきもきしましたがなんとか到着。約15分遅れ？で始まりました。さださんは、その分15分早く終わらせるよ、なんて言って会場から、え～！なんて言われていましたが（「そうです私はＡ型です」ｗ）、いやいやしっかりトークもして、アンコールも2曲やって、22時近くまで頑張って下さいました。
座席は2階1列、東と向正面の間。なので東と向正面両方を前から見ることができる中々おいしい席でした。オペラも持っていったのですが、4方向に大きなモニターがあって色々な角度でさださんを堪能できました。

最初の歌がいきなり「主人公」。おお、これを頭に持ってくるか！なんて思うのは素人ですか？
4方向を時計周りに回るのでさださんが後ろを向いた時に歌詩モニターが見えて面白かった。コードも出ていて、完璧。オペラがあるとこんなとこも見えて楽しい。
3曲目の「片恋」で不覚にも涙が。なんていうのかな、人は自分以外の人への想いはすべてが片恋なのではないかな、なんてこと思っちゃって。恋愛だけでなく、親兄弟、友達、あらゆる人への想いって、届ききることってないじゃない、なんてどうしようもないことを考えてしまって。でもな、想うんだよな、大切な人のことを。
「むかし子供達は」。がんばれ、今の大人たち！
そう、手拍子さ、昔は裏打ちだったのでは？すべて最近は表打ち（っていうの？）で、まあ楽だからいいか。（ヅカファンは手拍子にうるさい、かも）
「私は犬に叱られた」。こういう激しいギターストロークが本当にさださん、かっこいい！
「Birthday」「HAPPY BIRTHDAY」。お誕生日だった人は嬉しかったでしょうね。どんなに歳をとっていても、今日明日新しい自分に生まれ変われる、そんな希望を感じましたよ。
「窓」～「サナトリウム」。「サナトリウム」でまた涙。歳と共に誰もが、のフレーズに、はっとさせられて、今抱えていることにぴしゃっとハマって、どうしようもなくなってしまった。10代、20代の頃に陶酔して聴いていた歌詩がリアルに響く年齢になったことを思い、重ねて涙。
「精霊流し」聴けました。佐田家の船の映像と共に。
「まほろば」。生で聴けた！これもギターがかっこいい。ああ、今年漂った奈良の風景が蘇る。続けて修二会を～って願いましたが流石にそれはなかったね。
ラストの「遥かなるクリスマス」。個人的な愛の風景から全世界にまでその視点が広がる究極のラブソング。全身全霊をかけて魂を飛ばすさださんの姿と声に自分の祈りを重ねました。
アンコールでまた嬉しい「セロ弾きのゴーシュ」。この辺の歌を聴けると素直に嬉しい。「落日」でみんなでコーラス。幸せになろう、という祈り。
詳細はまたDVDが出たらちゃんと聴こうと思いますが、今回も沁みたトークが多かったです。誰かを大事にするためには、まず自分を大事にしなくちゃ、みたいな話に、わかっているけど中々できないんだよね、でも頑張る、なんて思った記憶も。
笑えるトークは強烈でしたね。UFOの仕込みはなんですか（爆）お腹の出たリトルグレイたちがのっしのっしと。来てくださあ～い、はちょいちょい使っていこうと思いますｖバラの形の角砂糖は聞き流してたっつーか、気づかなかったっつーか。突っ込まれたことを貪欲にネタに仕上げるまさし師匠を心から尊敬申し上げますｗ
そんでてっきりケミカルライトを最後みんな（1階席）が振るのかと思ってて（振るなら2階もじゃんね）、あれはNHKの放送が入ったから配ったって。そ、そうだったのか。ささやかに振っていらっしゃる人もいて、がんばれ～なんて思って見渡していましたが ＾ ＾
上手くなるためにひとりでやる。そんなソロプレミアムライブ。
そう、失礼ながら生さだでいつも、さださんてギター上手いな～って思っていたのですよ。昔からさだ音楽におけるギターってステキだなって思っていたのですが、最近本当に上手い人なんだなって感心していて。やっぱり精進しているんだなあ。
いいライブだったな～名古屋盛り上がるんだろうな～
感想はとりあえずこんなもんで。
さださん、またうちの母のために近所のホールに･･･来て～くだ～さああ～い（大声）