2008/10/21(火)14:00開演 於:博品館劇場
玉野和紀HP
http://tamatap.net/
STRiPES HP
http://www.stripes.jp/index.html
♪Mr.Bojanglesという歌ができるまでを綴ったミュージカル。
事前知識なしで観たのですが、物語の冒頭で、あ!と思いました。
宝塚専科轟悠さんがよくお歌いになるナンバー。
誰か有名なダンサーの生涯を歌った歌かしら~といつも聴きながら思っていたものですから、わあ~この意味でも観に来てよかった~と思いました。
観劇後プログラムを読んで更にこの曲について理解できました。
元ボードビリアンが自らを‘Mr.Bojangles’と名乗り、その生涯を語ったものをジェリー・ジェフ・ウォーカーが曲にしたという逸話を元に作られたミュージカル。実際のMr.Bojanglesことビル・ロビンソンではなく、その元ボードビリアンが自分をボーと名乗ったことの方が、哀愁があって想像力を掻き立てるエピソードだな、と思いました。
タップ好きな私ですが、ビル・ロビンソンについては知りませんでした。フレッド・アステアも尊敬していたって。玉野さんのお芝居のお陰でそのことを知ることができて、良かったです。
(タップ好きと言っても、アステアとジーン・ケリーくらいしか知らないけど)
小堺さんのスタンダップコメディアン。
あるサドとマゾの会話。M「いじめて!」S「やだ!」。
アメリカンジョークだけど、これ簡潔でよくできてるよね~
ふたりのビル。玉野さんのタップは洗練されていて、HIDEBOHさんのタップはもう少し土の匂いがする。ふたりともステキ。
ゴージャスな彼女たち。
樹里ぴょんのスタイルの良さ、男前さ(笑)浮気をしているビルを殴って蹴ってが非常にカッコイイ(笑)男出ちゃってるよ~
香寿タータンはやっぱり歌が絶品だな~(感動)ジャズを歌う彼女に、ジーン。
女子3人のビル争奪な会話には笑いました。樹里ちゃんがすんごい顔して(笑)
ボーイズもかっこいい。タップ踊れる人ってこんなにいるのか、なんて、ヅカとか四季とか東宝系しか見てない私には新鮮というか発見というか。
特にかっこよかった場面。
年取ったビルが若いコたちにカードゲームを挑むシーン。HIDEBOHさんが、次は俺が配るぜって、始まったカードゲームをタップダンスで表現した場面。
超COOOOL!
アンジェラの店でのタップバトルも、もうもう、興奮!HIDEBOHさんは若手ダンサーの役だから、がんがんやる。すんげぇ、すんげぇよ、この人!
ビルの人生が終わる。そして歌われる「Mr.Bojangles」。
こういう歌であったか。
♪Mr.Bojangles Dance Dance Dance!
涙。
最後、玉野さんが白い帽子をステージに置いて、天に向かって何かをつぶやく。
そして帽子にピンスポットがあたって幕。
ダンスを、ショーを、タップを愛する人々の思いが溢れるようで、胸が一杯になる。
少人数のミュージカルは隅々まで登場人物が見られて、しかも丁寧な舞台作りを堪能できて、そして玉野さんが仰る通り、タップの生の音がちゃんと耳に届いてきて、とても贅沢で良いなあと思いました。
今回の音楽で改めて、♪ラプソディ・イン・ブルー好きだ~!って実感。
数多のダンスの中で、やっぱりジャズで踊るのが最高!
そして、タップ、大好き!
サンド・タップ、ステア・タップ。色んな技も見ることができたし。
満足、大満足。
これからはいつも観ているとこばかりでなく、もっと別の公演もチェックしたいです。
そして、ビル・ロビンソンの資料も何か見たいな。
まだまだ見ていないアステアの映画もまとめて見たい!
ザッツ・エンターテイメント魂が燃え上がった帰り道となりました。
ミスター・ボージャングル ジェリー・ジェフ・ウォーカー |
コメント
ラプソディインブルー好きだあ
タップダンスはジーンケリーかアステアか…甲乙つけがたいですね(-.-;)アステアさんの踊りは体重を感じさせない
舞台でタップダンス~前列でみたいです~アイルランドの伝統舞踊~フラメンコ~
ダンスは私を熱くさせます←最終的にはワルツを踊りたい
皇帝円舞曲でっ
●くのいちさん
この芝居は前から4列目で観たので、
迫力でしたわv
アイルランドのも良さそうです。
皇帝円舞曲・・・
えっと、イメージがよくわかりませんが、
ステキそうでっす。