心惹かれる人たち

午後の郵便局。

振込などの窓口は4時でクローズする。
しかしぎりぎりにも係わらず「結構ですよ」と気持ちよく対応してくれる局員のみなさん。（民営化して職員の呼び名は変わったのかしら）

郵便局は地域密着型で、長くこの地に住む我が家もお世話になっている。
父の口座を解約し、相続人が引き継ぐ手続きなども、大変面倒であるが銀行さん以上に親切にお世話して下さった。
本日も、先を見越したさりげない気配りをして下さり、その働く姿勢・気配りの姿勢に感心。勿論我が家だけでなく、地域のみなさんすべてに等しく気配りはなされるのだ。

当たり前、などと思ってはいけない。
私も今は無職であるが、数ヶ月前までは‘気配りすることで私はここに長く居ることができる’と肝に銘じて努力をしていた。それはある程度自分を殺し、またある程度主張もしなければ良いバランスで働くことはできない。

でも、努力がすべて実になるとは限らない。前職場で疲れた私は、‘これからは5割減の気配りで良い！’などとお冠の状態であった。

でも。
目の前でテキパキ働く人々を見て、早く自分もこういう場に復帰したいなあと、眩しい気持ちで思った。

今、私が最も心惹かれる人たちは、美しい誠実の姿勢で働く人たち。
どうぞ、私にも、良い職場との出会いがありますように。
そして末端で頑張っているみんなが、守られる社会になりますように。