ルネ・マグリット生誕110周年だって

検索ワードに「マグリット」「大家族」が複数出てきたので、何かあるのかしら?と思いつつ、別のことを調べたくて、スタート画面にしているヤフーでなくて、Googleに変えてみたら。
トップの絵がマグリット!
ポインタをあててみたら、<ルネ・マグリット生誕110周年>って。
へ~
11/21がお誕生日でしたか。

ウィキペディアを読んでいて、ふと思ったのですが。
マグリットが毎日規則正しい生活をしていたことは有名でありますが、
<「平凡な小市民」を意識して演じていたふしもある>のくだり。
演じていたとは思えないな~
まあ、自分マグリット研究家じゃないから、単なる空想ですけど。
(どっかで研究家が発表しているのかもしれませんね)

同じ時間に、同じ服装で、毎日きちんと制作していたという話。
これをどこかのテレビ番組で見た時、私はその生活ぶりに狂気を感じました。
狂いなく物事を進める人には、尋常じゃないものを感じる。それが徹底していればいるほど。ストイックということに、美術でも文学でも、強固な意志を感じることができる。
仕上がりは美しいのに、その世界は人々ができる空想の範囲では語ることができない。
ただ美しいだけではない。
独自の世界を必ず表現するという青い炎を感じます。
狂気、という言葉以外でうまく表現できないのがもどかしいですが、静のエキセントリックを感じる画家。

マグリット展の図録をろくに読み返してもいないのに、好き勝手に書いてしまった。
また何か見聞きしたら、書いてみようかなと思います。

コメント

  1. くのいち より:

    マグリットお誕生日でしたか~
    たしかスーツで油絵描いてたんですっけ←生わかり(懐
    これがダリにまでいくとEccentric以上なもので納得なんですが
    表現者に普遍を求めてはいかんのですかね
    (・ω・`)憧れの仕事ですが

  2. より:

    ●くのいちさん
    そうです。
    自宅でスーツで描いていたのです。
    服を汚すこともなく、ですって。
    犯罪者でも、いるじゃないですか、そういう神経の人。
    (映画とか本の見すぎ・・・)
    ダリみたいにわかりやすいエキセントリックより、
    背筋が寒いのは私だけ?(笑)
    マグリットを実際見ると、その質感の表現に
    見ているものが気が狂いそうになります。
    スーツ姿でこれを丹念に仕上げていったのか。
    (詳しくどの絵をどういう状態で仕上げたかを、
    ちゃんと知っていかないと本当は語れないのですが・・・)
    全く奇天烈に見えない人が奇天烈なものを仕上げることに、
    その人への興味が増します。
    表現者が普遍であること?
    世の様々な表現の中に普遍がほしいこと?
    マグリット、夜中のノリで語ってしまいましたが、
    もっと勉強して、ちゃんと語れる人になりたいです^^

タイトルとURLをコピーしました