2011/7/24(日)18:00開演 於:東京国際フォーラムA
初めて!まさしんぐWORLDに参加してきました。今年の企画は何かな~♪と5/23の振替チケットを持っていざ東京国際フォーラムへ。
遅ればせながら感想です。
書いていたら長くなっちまいましたのでふたつに分けて。
席は2階2列目ほぼセンター。いや~フォーラムAの2階席、ひろーい。でも前方席だったのでよく見えました。(でも人が載ってみると、舞台もひろーいのがわかります。人が小さく見える)
開演時間になって座長挨拶。1階後方からの登場。2階席は腰が浮く。広い会場をお客さんとハイタッチなどしながら座長舞台へ。
今年の企画は「書歌」。渋い。書と歌のコラボ。
さださんの詩を作品にされていたという中島司有先生。
http://www.cosmosginga.com/shiyu/page2/page.html
そして中島先生に師事したという佐伯司朗先生。
http://www.cosmosginga.com/shirou/index.html
佐伯司朗先生は、現在天皇陛下の祐筆を務めているとのことで、祐筆という言葉も初めて聞いた。
1曲目「あなたが好きです」。大好きな歌で始まった~。
バックのスクリーンに映し出された書。まあるい縁取りの中に‘あなたが好きです’と。パンフレットを見たら、中島司有先生の書で、まずこの書があり、これをタイトルにして歌を作ったという経緯が記されていて、へ~そうなんだ、と。真正面から愛の告白をする言葉。なんの隔てもなく、相手に100%の自分を晒す言葉。実際のさださんの説明は忘れたけれど、そんな言葉なんですね、‘あなたが好きです’って。帰ってからパンフを広げて、そっかあ、なんて思い入りながら、この言葉の持つ真っ直ぐな輝きが書で具体化された様子を、しみじみ眺めました。
そしてね、2曲目の「桃花源」の書がね、本当に美しかったのです。この歌も大好きで、ああこの美しい歌をこれまた美しい書にして下さったのかと、感動を覚えましたよ。
「Birthday」「たいせつなひと」。
さださんの歌と佐伯先生の書とのコラボ。歌を聴くよりもどうしても先生の手元をじっと見てしまう。
さださん、これをきっかけにお客さんでも書を始めようという人がいそうですね、せっかちな人は伊東屋にすぐ行って、書道のセット下さい!なんて、とりあえずよくわらないけれどセットをくれ、なんていう人もいるかも、という話にw更に佐伯先生の、(習いに行った先で)また違うのを買って頂くことになるのでそれは無駄かも、というちょっとリアルな話がツボで面白かったですw
そして1部のラストは「片恋」。
最初が真正面からの告白「あなたが好きです」、その結びがどんなに苦しくても言えずに飲み込む独白「片恋」。このふたつの相対する歌を選んだのは意図的だろうか偶然だろうか。
文字がヘタどころか最近ではちゃんと書くこともままならない自分も、鉛筆でいいから字を書かなきゃ、と思わされた第1部でありました。
(つづく)