12/1(土)18:00開演 於:世田谷パブリックシアター
電脳版 花組芝居
https://hanagumi.ne.jp/
12/1は宝塚花組に応募していたのですが見事落選。 |
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グッズのマグネット。文様は他にも色々。 |
以下、感想文でござぁ~るぅ~
時代劇も歌舞伎もよくわからない奴。恥ずかしながら未だに「忠臣蔵」が何者なのかよくわかりません。「仮名手本忠臣蔵」は人形浄瑠璃が元であるということも今回やっとわかったくらいでして。
それでもさすがに花組芝居。古典と現代の両方の所作・言葉をミックスして、わかりやすく、また情感もたっぷりこめた古典劇堪能をもさせてもらえるという、大満足の演目でございました。
脚本の石川耕士さんによると今回の台本をまとめるにあたってのキーポイントは「恋」だったそうです。高師尚が顔世を口説き、袖にされ、そのことが引き金となって高師尚の意地悪テンションが上がり、塩冶判官がとばっちりをくい、堪りかねた判官が刀を抜く。顔世が送った文によって恋破れた高師尚。そのきっかけがお文届けを口実に恋人勘平に逢いたかったおかるの恋心。そして由良助の息子・力弥と許婚・小浪の揺ぎ無き恋。
このキーポイントがよかった。
「忠臣蔵」といえば「忠義を尽くす」物語という印象しかなかったのですが、ことの発端となったエピソードを知ることによって興味の度合いが増し、またサイドストーリーの充実ぶりに感心し、物語としてもっと知っていこうという興味を持たせてくれることとなりました。
涙ポイントがいくつか。
塩冶判官切腹のシーン。時間をたっぷりとかけて「切腹」の作法を見せてくれます。小林大介さんの所作の美しいこと!武家に生まれると「切腹」の方法とマナーを必須で教えられるのかと思うと・・・もののふって凄いですね。。
早野勘平切腹のシーン。勘平&おかるの話って耳にしたことはあるけど、こういう悲恋だったのですね。各務立基さんの芝居にぐっと来ました。
なんというか、宝塚に慣れている人間なせいでしょうか、見せ場で役者さんがせっかく情感を込めて演技をしきったのだから、拍手で応えたいなあと思うに拍手は起こらず。まあ、普通の演劇はそうか。でも花組さんだしな。そういうのがあってもいいんじゃないのかな~などと思いました。
上演後には加納幸和さんによるアフタートーク。(大序から十一段目までを、日替わりで語っていくそうです)
その中で、なるほど、と思ったこと。
本来歌舞伎とはリアリティを追及しているもの。様式第一のように思われているかもしれないけれど、やはり気持ちを入れることが大事。そして気持ちが入るからこそ、「型」が決まる。
そんなお話をされまして、歌舞伎(その他古典芸能)=様式美だと思い込んでいた頑なな気持ちが解れた思いでございました。
芝居は心ですよね。当たり前なのだけれど、形がなんであれ、芝居とは、演じて客を感動させることとは、そういうことなんだと、改めて思って、気持ちがじわっと熱くなりました。
最後に花組の娘役といえばこの人!
植本潤さん、LOVE!
素晴らしい娘役さんです。
久しぶりに拝見できて、堪能できて、よかったあ~
パワーアップしてるよ~
だいぶ、ご無沙汰していた花組さん。
これからはもっと観るぞっ。
コメント
この演目ではないけれど、私が花組芝居を観にいったときには、劇中に拍手起こってましたよ
どちらかといえば、歌舞伎扱い?
客席のノリで舞台も変わりますよね
忠臣蔵って、登場人物が非常に多いから、切り取る角度によってサイドストーリもめちゃくちゃ膨らむんですよねぇ
忠臣蔵の季節ですね 花組芝居の舞台がみたい~ >ω< 昨日、見ましたよ モジャール容疑者
●まめさん
拍手起こってましたか?
そうですよね~起きていいですよね~
たまたまお客さんが大人しかったのかしら。
忠臣蔵、もっと知っていこうと思いましたよ。
年末時代劇のイメージしかなかったもん。
年寄りが見るものだと思ってたくらいで。
まめさん、その内東京で観劇デートできるかも?
うふ。(意味あり「うふ」)
モジャール・・・まだ録画見てないのですが、
ちゃんと取れてないかも~
不安・・・
私も日本の舞台がみたいです。
忠臣蔵、わたしもなぜか年末時代劇しか出せません。年末に特番していた記憶のせいかしら?
いいな~。グッズのマグネットもかわいいです。
●李さん
わあ~李さん、ようこそいらっしゃいませ!!
うれしい^^
近年演劇界もグッズ販売などして楽しいですよ。
確か李さん、演劇お好きなのですよね?
(違ってたらすみません・・・)
いつかまめさんも連れ立って3人で芝居観ましょう。
韓国の芝居事情はどうなのかな?
ああ、韓国ツアーからもうすぐ1年ですねぇ。。
私も演劇好きですよ。
ミュージカルも年に5度ほどは見てます。
今年はライオンキングしか見れませんでしたが・・
日本のお芝居みたいです~~!!
日本にすんでる時は学生の頃だったので演劇の良さを知らなかったんです。
いつかまめさんと3人で行きたいですね!
●李さん
そうだ、四季は韓国でも公演するのですよね。
確かに演劇の良さって、大人になるほど深くわかりますものね。
韓国におじゃまする際には、演劇事情も拝見しようかしら。
は~韓国いつ行けるんだ~